すきま時間勉強法 時間を確保できない社会人におすすめの勉強方法

勉強・学習

社会人になると学生時代のころのように自由に使える時間が減り、勉強時間の確保が課題となります。まとまった時間が取れなくても、用事の間の「すきま時間」を活用する すきま時間勉強法 で自身のキャリアアップを図りましょう。

今回紹介するオーディオブックやオンラインサイトを活用することは忙しい社会人にこそお勧めの勉強方法です。この二つの何が便利なのか、またどういう勉強方法をするのに向いているのかを紹介していきます。

すきま時間勉強法

私が実践しているすきま時間勉強法として、以下の2つがあります。

  • オーディオブック
  • オンラインサイト

今回は主にオーディオブックについて紹介していきたいと思います。

 

オーディオブックとは

 

すきま時間勉強法

オーディオブックとは簡単に言うと「書籍の朗読サービス」です。この読まれている書籍は一般の書店に売られている本で特別な書籍ではありません。オーディオブックの種類も、「小説・ビジネス書・語学書・趣味/実用書・雑誌」と様々な分野があります。

オーディオブック 勉強 のメリット

「ただ誰かが朗読しているのを聴くだけでは」

という印象を持たれているかもしれませんが、オーディオブックには忙しい社会人のために優れた点をいくつも有しております。

  • スピード再生・スロー再生機能
  • ながら聴き
  • ネイティブスピーカーの発音(語学)

スピード再生・スロー再生機能

この機能が個人的には一番のメリットだと思います。サービスにもよりますが最低で0.5倍速、最高で3倍速の朗読速度の設定をすることが出来ます。

これはつまり、通常では聞き終えるのに3時間かかる書籍も、最速で1時間で聞き終えてしまうということです。この機能は、一度読み終えた(又は聞き終えた)本を再度復習するときに最適の機能です。

次にスロー再生ですが、これは語学学習の際に重宝します。ネイティブの発音で聞き取れなかった部分があればスロー再生にしてその部分を何回も繰り返し聞くことが出来ます。

ながら聴き

皆さん読書をする時間といったらどのような場面を思い浮かべますか?

通勤電車の中や、休日の落ち着いた時間でしょうか。

しかし、時には満員電車で本を取り出したり開くのもはばかれるような状態だったら?平日にために貯めた家事がいっぱいで読書にさける時間が取れなかったら?

そんな時はオーディオブックの「ながら聴き」です。

オーディオブックは両手を塞がずに、またある動作をしながらでも耳さえ空いていれば書籍を読む(聴く)ことが出来ます。

これを利用すれば上記の例以外にも、オフィスに歩いて通勤するときや夜寝る前の時間でも読むことができます。

ネイティブスピーカーの発音(語学)

これは特に語学学習をする際に有効なのですが、洋書や語学学習の書籍はネイティブスピーカーが朗読してくれます。つまり、書籍では文章上でただアルファベットを追うだけだった書籍も、オーディオブックではリスニングの勉強もできてしまいます。

オーディオブックはその特性上から、語学学習系の書籍が多く存在しているので語学勉強をしたい人には有効なツールとなり得ます。

お勧めのオーディオブック利用方

先述したように、オーディオブックは両手を塞がずに、様々な動作をしながらでも利用することが出来ます。

つまり、忙しい社会人にとって「机に向かっている時間」以外のあらゆる時間が「勉強時間」になり得るのです。

その気になれば、以下のように起きている間中聴き続けることができます。

  • 通勤・移動時の勉強
  • 家事・掃除ながら聞き
  • お風呂に入っている時
  • 就寝前の暗闇

私が再度強調したいのは、オーディオブックを利用することで今まで使い切れなかった「すきま時間」を有効に利用することが出来ます。

オーディオブックにお勧めのジャンル

では、これらの特徴を最大限に利用できる勉強方法や書籍のジャンルは何でしょうか?ズバリ、「語学系」「自己啓発系」の書籍です。これらの書籍を挙げたのはいずれも、繰り返し聞くことでその学習効果を最大限に高められるからです。それぞれ解説していきます。

語学系

語学系の書籍はオーディブルの特徴を最大限に活かせる教材です。再生スピードの調節で、リスニングの勉強になりますし、何よりネイティブの発音を勉強と同時に聞くことが出来ます。

英語学習者なら一度は経験したことがあるかもしれませんが、単語帳などを買っても一回りしたらそれ以降は繰り返し開かない。それどころか全ての単語に目を通す前に次の単語帳を購入して、結局一冊も完読することが無いということも。

英語学習は繰り返し勉強が有効なので、オーディオブックの「ながら聴き」は肩ひじはらずにできる良い学習方法なのです。

また、場所を選ばないオーディオブックだからこそ、通勤で歩いている間にシャドウイングなど様々な時間を有効に語学学習に使うことができます。

自己啓発系

これは、あくまで私の持論なのですが、自己啓発系も繰り返し聞くことが重要であると思います。それは、この類の書籍を読み終わったあとは非常に高いモチベーションで学んだことを実行に移そうと思うのですが、1か月後にはその熱も冷めてしまうことが多々あります。

かといって、書籍を何回も読み返す機会もない、という社会人にはオーディオブックの「ながら聴き」が有効です。

一度読了した書籍であれば高速再生でも脳内に記憶がうっすら残っており、内容が理解できます。一度冷めてしまった、モチベーションを高速再生による振り返りで思い出し、自己啓発を続けることが出来ると思います。

オーディオブック利用時の注意点

ここまで、オーディオブックの良い点ばかりを紹介してきましたが、もちろん欠点もあります。

専門書は聞き流してしまう

専門書や技術書などの高い専門性を必要とする書籍には不向きです、なぜなら、難しい単語を目で追うコトや、重要で難解な部分を繰り返し読む、ということがオーディオブックには不向きであるためです。

理解できない部分があっても、朗読はお構いなしに再生されていきます。

専門書は自分のペースで理解していきながら読み進める書籍を利用した方が効率が良いです。

図説系の書籍は不向き

上記と似ているのですが、「図説○○」「絵で紹介する○○」などの図やイラストを多用する書籍はオーディオブックには不向きです。

アプリやサービスによっては、掲載しているイラストをアプリ上で見れるのですが、やはり書籍のように位置関係が近い部分にないので不便さを感じてしまいます。

安価なイヤフォンだと音割れする

意外と見落とされがち(聴き落されがち)なのが、音割れです。安価なイヤフォンを利用している場合は、低音領域の音がきれいに出ないために、人の朗読音域で音割れをします。

最低でも2000円以上のある程度低音域までカバーしているイヤフォンの利用を推奨します。

オーディオブックサービスの紹介

オーディオブックのサービスで有名なのは、以下の3つです。

  1. audible
  2. FeBe
  3. honto

それぞれに特徴はありますが、この中でもお勧めしたいのはaudibleです。なぜなら、他のサービスはオーディオブックを購入するのは一冊単位です。しかし、audibleなら月額1500円で全冊無料で購読することが可能なのです。

月額1500円を高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれですが、書籍一冊を購入する値段で何万冊の本を視聴できると考えたらお得ではないでしょうか。

audibleの登録書籍の特徴

audibleはamazonと連携しており、様々なジャンルの書籍が入手可能です。ビジネス書で言えば、クラシカルな名著である「人を動かす」から最近話題の「人工知能は人間を超えるのか」といった新しい本まで幅広く揃えております。

また、書籍とは少し違いますが「落語」や「経営者・著名人のインタビュー」記事といったもの。英字記事ではプレゼンテーションで有名な「TED TALKS」や「英字新聞の記事」をダウンロードして聞くことができます。

オンライン講座の活用

他にも「すきま時間」を活用して資格を取るための勉強ができるサイトもあります。無料のおためしも出来るので興味がある方はご覧ください。

最後に

今回忙しい社会人にこそお勧めの勉強方法としてオーディオブック勉強方法を紹介しました。オーディオブックは「ながら聴き」が出来、再生スピードの調節ができるため、「すきま時間」を活用することができます。特に語学系で何度も繰り返し聞けるのが強みです。

勉強以外にも様々な書籍がオーディオブックにはあるので、勉強以外に教養を深めるためにも是非活用してみてはいかがでしょうか。

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