[アンコールワット編]4泊5日の一人旅 観光プランと注意点を写真で紹介

旅行

今回はアンコールワット観光のための準備と注意点を紹介していきます。前回はカンボジア入国からシェムリアップのホテル予約・移動までの情報をまとめましたのでそちらもよければどうぞ。

[シェムリアップ編]4泊5日の一人旅 観光プランと注意点を写真で紹介
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アンコールワット観光のために必要なもの

無事にホテルまでの道のりが確保出来たら、次はアンコールワット観光の準備です。

アンコールワット(遺跡群)入場チケットの取得

アンコールワットへ入るには、事前にチケットを購入しておく必要があります。チケットは遺跡の入り口近くでなく、入り口から6km以上離れたチケットカウンターで事前に購入する必要があります。ナイトマーケット周辺からも5km以上離れております。

チケットカウンターはAM 5:00 ~ PM 5:30がチケット販売時間です。

[チケットカウンターに並ぶ人々]

チケットには日数と有効期限毎に3種類あります。

  • 1 Dayチケット USD 37.00
  • 3 Dayチケット (発効から10日間有効) USD 62.00
  • 7 Dayチケット (発効から1か月間有効) USD 72.00

アンコール遺跡群は有名なアンコールワットやアンコールトム以外にも複数の寺院を有しているため、1Dayではとても全てを回ることは出来ません。また移動や寺院内巡りでも体力を使うので余裕を持った観光スケジュールが望ましいです。ですので、スケジュールに余裕があれば一週間ゆっくり、それが厳しいかたは3日間のチケットを買った方がお得に楽しめると思います。

[チケットカウンターのinformation]

  • アンコールワット等一部の寺院はAM5:00から開いており、それ以外の寺院は基本的にはAM7:30から開園
  • 12歳以下の子供は入場料が無料

アンコール遺跡群への移動手段は必須

前述したように、ナイトマーケット周辺からチケットカウンターまで5km, さらにそこからアンコール遺跡群入り口まで6km以上離れているため、宿周辺からアンコール遺跡群に行くには10km以上の距離を移動する必要があります。また、アンコール遺跡群内部も遺跡が点在しているため遺跡間の移動方法も考えなければいけません。一般的な移動方法として、

  • トゥクトゥクの一日チャーター 20 USD/Day
  • 自転車のレンタル 3~7 USD/Day
  • モーターバイク(電動自転車)のレンタル 10 USD/Day

が挙げられます。ナイトマーケットやホテル周辺などにレンタサイクル屋さんがあるので、移動手段の確保には困らないです

[レンタサイクル:店先に自転車を並べているので一目でわかる]

レンタルの際にパスポートのコピーやデポジットが必要となるため、借りる前にお店にて確認しましょう。

[必要な物]

  • パスポート
  • デポジット(現金 100 USDほど)

どの方法が良いかは人数や体力次第ですが、私はモーターバイクをお勧めします!今回の旅では私はマウンテンバイクを借りたのですが、疲労感が半端でなかったからです。この疲労感の原因は、

  • 移動距離が長い(1日で40kmほど)
  • 地面に悪路が多い
  • 日差しが強く、体力が消耗する
  • 寺院内も石段や急な階段が多く足が休まらない

上で挙げたように、結構過酷な環境です。特に普段運動不足の方は旅の疲れもあるので自転車はお勧めではありません

自転車のメリットとしては、

  • 止まりたい所でいつでも止まれる
  • 路地の細いところにも入れる
  • 渋滞に巻き込まれずに進める
  • 近場に気軽に出かけるのに最適

といったことが挙げられます。なので、自転車を利用される場合は主にホテル周辺のシェムリアップ市内観光用として利用するのが良いです。

上記の事を覚悟のうえで、自転車を借りられる方は必ずマウンテンバイクを借りることをお勧めします。店によって自転車の種類が異なりますが、ママチャリでは悪路の走行には向いていませんのでご注意ください。

[ゾウとマウンテンバイク、像使いと疲労困憊の私]

モーターバイクは自転車の気軽さと、トゥクトゥクの機動力を併せ持った最高の観光用移動手段だと思います。充電の必要がありますがバイク引き渡し時に充電可能箇所マップが渡されるようです。私は次回観光時にはこのGreen e-bikeを借りる予定です。

アンコールワット 観光の注意点

寺院内では肌の露出に注意

アンコール遺跡群に現存する遺跡群は仏教寺院であるため、肌の露出は厳禁です。特に女性は「ノースリーブ・ショートパンツ」など丈の短い服の場合では注意を受けることもあるので、注意してください。気候のためにどうしても長袖や長ズボンを履けない、という方は寺院に入るときのみ、上着を着るとか腰布を巻くなどして肌を隠す方法をとってください。他にも寺院内では帽子を脱ぐ、などのルールがあります。

厳密には上記のようなルールがありますが、実際の所そこまで監視の目が厳しいわけではないです。なので、結構肌を露出した観光客も見かけます。「周りの人が恰好を守っていないからいいや」ではなく、遺跡であっても神聖な場所であると自覚したうえで、適切な行動を取っていただきたいです。

石造りの床・急な階段に注意

遺跡内部は石段や、石床が崩れて地面が露出した部分などがあり足場は不安定です。また、寺院中心部に向かって上がる石段はかなり傾斜が急なので転落等の事故には注意が必要です。(急な階段にすることで必然的に頭が低くなるように設計されている、とか)

足場の悪い道を長く歩くことになるので、ビーチサンダル等の底が薄い靴よりも、スニーカーや底の厚いサンダル等の足をしっかりとガードして履きなれた靴を準備すると良いです。

夜明け前/夕暮れ後の道は走行注意

アンコールワットで見たい物と言えば、アンコールワットからの朝日と夕暮れ時に赤く染まる姿ですね。特にアンコールワット正面から見て左手前の「リフレクティング池」からとれる鏡アンコールワットは有名ですね。

そんな、貴重な日の出姿を見るためには早朝未明にホテルを出発しないといけないですよね。夕暮れを堪能した後は夜道を帰らないといけないですよね。

下の写真は、アンコールワットへ向かう道です。昼間に撮影したので特段気になる点は無いです。しかし、これが早朝未明・日没後だったら?お気づきでしょうか…

途中の道に十分な街灯が無いのです!!

一人旅をする際は、移動も一人だと思いますが早朝や日没後など明かりが無い場合は十分に気を付けてください。また自転車をレンタルしている場合には明かりが付いていないこともあります。自転車で回る場合には自転車用ライトを日本から買っていくことをお勧めします。

暗い道を走ることに不安がある場合は、このモーターバイクのレンタルやトゥクトウクのチャーター等を利用した方が安全です。

最後に

ここまでアンコールワットのチケットの購入から寺院内観光の注意点について紹介してきました。アンコール遺跡群は多くの観光客でにぎわう観光地ですが、同時に貴重な遺産であり神聖な場所です。神聖な場所であると自覚したうえで、適切な行動を取っていただきたいです。また事前の下調べと準備により遺跡探検もより気づきの多いものになるでしょう。次回は、アンコール遺跡の見どころと観光プランについて紹介していきます。

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