今回は中国の有名な世界遺産である万里の長城を走れるという素敵なマラソンに参加してきたのでその報告をいたします。この大会はゴールデンウィークの期間ということもあり長期の休みと観光が両立しやすいという日程的に優れた大会でした。この記事では、 万里の長城マラソン 大会前日 の過ごし方から スタート前 まで紹介したいと思います。
大会当日のレースレポート、出発前の準備やレース終了後のプランも知りたい方は以下の記事をご覧ください。
Great Wall of China Marathon 概要
Great Wall of China Marathon, May 1st 2018
こちらの大会はなんと嬉しいことに日本人事務局による紹介ページがあります。また日本人エントリー者向けの特別イベントなどが開催されており、英語が苦手であったり海外の大会が初めての人にとってもサポートの手厚い大会となっております。
なお、オリジナルの方のHPはコチラです。英語表記のみの上にサイトの構成も見にくく情報を見つけるのに非常に苦労します。
大会前日
大会の受付はホームページに記載してあるホテルで行われます。私が参加したときはホテルのフロントに「Marathon」と伝えると部屋番号を教えられるのでその部屋に向かいました。受付はホテルの一室で行われており、日本人事務局スタッフがいるのでその方と日本語で選手受付やコースの概要の説明を受けました。大会受付の他にも当日のシャワーチケットやマッサージチケット、大会グッズの販売をしておりますので大会参加の記念に購入を検討されてはいかがでしょうか。
私は万里の長城の暑さ対策のために、ネックカバーの万里の長城限定デザインのものを購入しました。
個人的な感想ですが、マッサージチケットとシャワーチケットは別に購入しなくてもよかったかなという風に思います。大会のマッサージはゴール付近にて受けることができますが、マッサージ担当者は一人のみでマッサージの時間は20分から30分ほどでした。レース直後に受けられるのはありがたいですか、正直クオリティはそこまで高くありませんでした。
またレース後のシャワーも万里の長城のゴール付近からすぐのバス停の近くにあるのですが、私が言った時は温水が出ず冷水でシャワーを浴びて、タオルもない、ホテルの一室を解放しておりそこの部屋に付いてるシャワーを使用できるというようなものでした。 これらの大会サービスに合計100元ほどを使うのはもったいなかったように思えます。
前夜祭パーティー(100元)
希望者は申し込み時に前夜祭パーティー格好に申し込むことができます。今回私はこの前野菜パーティーに申し込みましたが、このパーティーは大会主催ではなくて日本人事務局が自主的に企画進行してくれるパーティーです。参加者は基本的には日本人のみで、大会参加者同士での親睦を深めることができます。
なかなか少人数の旅行では入れない高級な中華料理店で本格中華料理である北京ダックを楽しむことができましたので個人的にはとても満足です。初めての中国旅行でレストランでの注文に慣れていない方は安心してください、参加者の中には中国語が堪能な方が大勢いらっしゃるので注文等の心配はしなくても大丈夫です。大会前日ですので翌日の早朝集合時間を意識しながらも、ほどほどに楽しい時間を過ごすことができました。参加者の中には、私のように初めて参加する人もいれば毎年のように参加して過去十回近く走っている人もおりました。
そんな人たちの話を聞くと、どうやらこの大会は毎年毎年コースが違うようで去年のコースから大幅に変更になるということもあり得るということでした 。それでも初めて参加する人や個人で出場される人は経験者の話を聞く良い機会になるので参加してみてはいかがでしょうか。
大会当日~スタート前
ホテル集合(早朝4:15)
大会当日は早朝の4時に受付をしたホテルのフロントに集合しました。写真で見る通り辺りはまだまだ薄暗く、受付ホテルの近くに宿を取れなかった人は移動が大変だと思います。宿泊場所によっては電車はまだ動いていない時間帯なので前日の家にタクシーを手配しておくなどの対応が求められます。今回は途中の道路の混雑が考えられるということで、もともと予定されていた時刻よりも1時間早い出発に変更になりましたので、このようなアクシデントにも近くの宿であれば対応しやすいです。
私は今回受付会場から5分の場所にホテルを取っていたので問題なく集合することができました。
バス乗車 朝食
受付場所に集合するとバスの乗車の前に朝食としてマクドナルドのハンバーガーとゆで卵が配られます。 バスの車内ではミネラルウォーターが配られます。あたりが薄暗い中パスで万里の長城まで2時間ほどかけて走り、うとうとしている間に気がつけば万里の長城に到着です。
[朝7時前に万里の長城に到着]
朝の早い時間ということに加えて標高が高いためか結構風が強くて、レース開始までの間少し寒い思いをしました。当日の天気次第では雨が降ることも考えられるのでレインコートやウィンドブレーカーがあるほうが快適に過ごせると思います。レース開始までは皆さんそれぞれにストレッチをしたりステージで記念写真を撮ったりと思い思いに時間を過ごしていました。
[スタート前 地元大学生の歓迎]
9時間になると開会の挨拶と、地元の大学生が歌とダンスで応援してくれました。ちなみにこの時出場してくれた大学生たちはレース中でもボランティアとして応援してくれるのでレース中に会ったときは笑顔でお礼を言いました。
これが終わればいよいよレーススタートです!
最後に
今回私は参加した大会のレースレポートを紹介しました。海外の大会ということで事前に情報を集めるのは難しいのですが、今回のレースPhotoがランナーの皆さんの参考になればと思います。別の記事でも出発前の準備から大会前日の過ごし方、レース終了後のプランまで幅広く紹介していきたいと思います。
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