短期の旅行や出張では、殆どの人がホテルを利用すると思います。ホテルは朝食もついて部屋の掃除もしてくれて、とても快適な暮らしができる場所です。ただし、今回はアパートタイプの部屋を選択しました。なぜならより現地の暮らし感を体験できると思ったからです。他にも、アパートタイプの部屋のほうが予算的に安かったと言うのもあります。
調理器具や家具など必要なものが一通り揃っているので、海外の暮らしになれているかたなら快適に過ごせるのかもしれません。
アパートメントタイプのホテルのメリット・デメリット
メリット
- 家具など全てついている
- ホテルタイプに比べて安い
デメリット
- 身の回り全般、食事・洗濯を自分で行わなければならない
- 設備の使用方法の説明を受けなければならない。
- 物によっては説明方法が全く分からないものもあるので使用できるようになるには試行錯誤が必要
イギリスのアパートの紹介
上記のメリット・デメリットがもう少し伝わるように、以下私の宿泊したアパートでのエピソード(主に困ったことですが)を紹介していきます。
電気コンロ
日本のコンロはガスコンロが主流ですが、イギリスのコンロは電気コンロでした。つまみで温度を調整するのですが、泊まったアパートのコンロはつまみの強弱も表示されておらず、またどのつまみがどのコンロに対応するかわからずでした。お陰で初日に作ったスープは野菜に十分に火が通らず歯応えのある野菜スープになってしまいました。
いくつかの試行錯誤の結果、時計回りに行くにつれて温度が高くなり、上から順番に、1. 左上、2. 右上、3. 左下、4. 右下でコンロに対応することがわかりました。製品に応じて型が変わるかと思いますが、もし同じような場面に直面した場合は、つまみを一個ずつ回して確認していってください。
私は始めにすべてのつまみを回してしまい、このコンロは熱しにくく冷めにくいという特徴なので、どのつまみが対応しているのか全くわかりませんでした(笑)
コンセント
海外は日本のコンセントと形が違うというのはわかっており、アダプターを持ってきておりましたが、、、イギリスのコンセントにささらない!と軽く焦ってしまいました。
落ち着いて検索してみると、どうやらアダプターを組み換えてこのような形にしたのちに差すと使えるようになりました。
結果的に使えるようになりましたが、コンセント類が全滅してしまったら、とてもじゃないけど暮らしていけないなとヒヤッとした経験でした。
余談ですが、各コンセント口にスイッチが着いており、これがOnになっていないと使えないので注意が必要です。
ヒーター
ヒヤッとすると言えば、イギリスの冬は寒いのでヒーターは必須です。しかし、このヒーターの使い方もわからない!
このままでは凍えてしまうと思い色々試したところ、スイッチは二本線の側がOnに対応しており、一本線の側がOffに対応するということがわかりました。
あとは真ん中のスイッチは運転モードを示していると思うのですが、何故かはわかりませんが一番右の「タイマー」にしたところ無事に使えました。
食洗機
イギリスでは食洗機を活用するのが一般的なのでしょうか、アパートでも職場でも皆さん利用しています。
シャワー
私が泊まったアパートが特別なのかもしれませんが、シャワーの横に小さな箱が着いていて、その電源を着けると即座にお湯が出ます。(一番始めはこれに気づかずに服を濡らしてしまいました、、)
どうやら、この箱で水を温めた後にシャワーから出しているようなのですが、この箱がシャワーの水圧を決めているようでチョロチョロとしかシャワーがでなくて冬場は特に寒い思いをします。
洗濯機
アパートについている洗濯機はそこまで大きなものではありませんでしたが、成人一人の一週間分の洗濯をするには十分な大きさでした。洗濯機は左上に洗濯モードがあり、それを右上のつまみで選択すると設定が完了します。
扉をしめて、左側の「On」のボタンを押せば洗濯開始です。無事に使用できたのですが、洗濯に約2時間かかるというのは日本の感覚からするとちょっと長すぎる気がします。もしかして何か設定が間違っているのかもしれませんが、無事に洗濯できたのでよしとします(笑)
オーブン
イギリスの一般家庭ではオーブンの使用が一般的と聞いたことがあります。アパートにもしっかりとついており、ためしにピザを焼いてみたところおいしく焼きあがりました。
アパート暮らしに備えて持って行ったもの
- 洗剤(パック入り)
- 洗濯ネット
- 洗濯ピンチ(洗濯バサミが大量についたもの)
- ジップ(食品用)
- 洗面用具用小ボトル
- 弁当容器
- カップ
- サランラップ
- 調味料
- スポンジ
最後に
今回はアパートタイプの部屋を選択して現地の暮らし感を体験しようと試みました。調理器具や家具など必要なものが一通り揃っていましたが、日本の電化製品と使い勝手が違ったりはじめは苦労しました。ただ最後のほうには一通り使い方もマスター(?)して約1か月の滞在も快適に過ごせました。
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