結婚式ムービーを自作する After Effectと市販テンプレートで外注並みのクオリティに

結婚式での盛り上がりの一つに、ムービーがあります。

ムービーには、その目的に応じて複数用意が必要です。

  • 新郎新婦の入場前に流すオープニングムービー
  • 新郎新婦の生い立ちを紹介するプロフィールムービー
  • ゲストに楽しんでもらう余興ムービー
  • 式の最後に流すエンドロールムービー

これらのムービーを外注するとそれぞれ3万円~かかってしまいます。

それらの支出を抑えるために自作しようと考えるかたも多くいるかと思いますが、その場合にはクオリティが心配です。

かくいう私もその一人でした。費用はなるべく抑えたいけれど、自分で作ったなと思われるようなムービーにはしたく無い。

そんな時に見つけたのがこの、After Effectです。

After Effectsは映像業界のプロも用いる映像ソフトでとにかく再現できることが多くあり、初心者がいきなり使いこなすのは難しいです。

それでも、一つのシーンに写真と動画を重ねたり、写真に動きをつけてスライドインさせたりと、動的な編集が行えるために、結婚式の映像にもグッとプロ感が出ます。

「でも、いきなりプロが使うようなツールを使って映像を作るのは難しそう」と、私も思っていましたが、このAfter Effectのテンプレートサイトを利用することで、以下のようなメリットがあります。

  • プロが作成したハイクオリティの映像をベースにできる
  • 写真や動画・テキストを書き換えるのみでオリジナリティある映像を作れる
  • テンプレートは一つ数千円、After Effectsのライセンス料も実質無料*で作成できるため費用の節約になる
  • 流行の映像編集スキルを身に着けるいい機会となる

After Effectsはライセンス料がかかるのですが、無料使用期間(7日間)、最大3ヶ月間のクーリングオフ期間の間に動画を完成させることができれば、実質無料でAffter Effectsを使用した動画が作成できるのです。

もちろん、このツールを使いこなすのにそれなりの勉強時間は必要なので全ての人におすすめできる方法ではありませんが、自分で動画を作りたい、オリジナリティを出したい、動画作成の時間的余裕がある人はぜひ検討してみてください。

After Effectのテンプレートサイト

NONOFILM

NONOFILMは日本語のサイトでAfter effects用の体験版動画ファイルをダウンロードできる為事前にイメージを確認できて安心です。

海外版のサイトに比べるとテンプレートの種類は少ないですが、どの動画ファイルも結婚式をイメージした構成となっています。

プロフィールムービー以外にも、オープニング・エンドロール・余興用の素材があります。

MotionElements

MotionElementsは海外の多くのテンプレートを扱いながら日本語対応のサイトです。

こちらは様々な動画テンプレート週はあるのですが、例えば海外版のテンプレートは写真を複数枚順番に流すスライドショー形式のものでテキストをいれる欄がなかったり、結婚式のタイトルコールの素材集の販売だったりすることもあります。

各ページでプレビュー動画などが見れますのでそちらで事前に確認するようにしてください。

「シネマ」「フィルム」をテーマに各サイトのムービーを比較

ここでは実際に私が結婚式ムービーで使用したテンプレートを探す中でいいなと思ったテンプレートを紹介していきます。私はプロフィールムービーとして使用したかったのでその点は御留意ください。

MotionElements

古い映画風のフィルムテンプレートで、フィルムの表現自体はシンプルな為少し物足りないかもしれないです。

ただ、コメントをいれるスペースが予め入れられているために初めて編集する人に優しいと思います。

こちらはタイムトラベル風のテンプレートでお洒落な雰囲気があり、また動きや画面の切り替わりも凝っていたためこちらのテンプレートに決めました。

Motion Array

動きがありダイナミックな演出が可能な動画テンプレートです。

コメントをいれるスペースが無いのと、新郎・新婦紹介のような区切りが無いためプロフィールムービーとして使用するには多少の編集が必要だと思うのと、映像間の動きが多く酔ってしまうかもしれないため今回は見送りました。

テンプレートサイトで購入後に自分で編集する際のTips

購入したAffterEffectsファイルを確認する

サイトからダウンロードしたAfterEffectsファイルは以下のように「.aep」形式で表示されます。

このファイルを編集する際にはAdobeのAfterEffectsが必要なのでそれらのインストールは公式ページを参照ください。

After Effects file

テンプレートサイトで購入したファイルには、編集が必要な箇所の説明が入っておりますのでその説明書を参照しながら作業を進めていきます。

今回紹介するのは「写真 (動画)」及「テキスト」の変更方法についてです。

AfterEffectsは高性能なため様々なモーション(動き)を変更することができますが、そちらは今回の紹介の対象外といたします。

テンプレートの写真と自分の写真を入れ替える

まずは入れ替えたい写真を用意してAfterEffects内に保存します。具体的な作業は「左上のボックスに入れ替えたい写真をクリック&ドラッグする」ことです。

左上のボックスの中の入れ替えたい写真を選択

下のボックスの中の「レイヤー」から入れ替え先の写真を選択

「Command」+「Option」+「/」を押す

参考:Youtube

選択した写真を拡大・縮小・移動する

拡大・縮小・移動したい写真を左下のレイヤーで選択します。この時、中央のスクリーンに写真が出ない場合には、右下の「時間スケール」を確認してみてください。0秒地点では画面の切り替えのタイミングで写真が表示されない場合もありますので、その時は写真が表示される任意の位置まで時間スケールを移動します。

写真のレイヤーを選択すると中央部分に表示される写真がオレンジの枠で選択状態になることが確認できると思います。

移動の場合には、中央のポイントをクリック&ドラッグ

拡大・縮小の場合には各辺のポイントをクリック&ドラッグします。この時に「Shift」ボタンを押しながらクリック&ドラッグすることで元の写真の縦横比を変更することなく拡大・縮小が行えます。

選択カーソルタイプを変更

「V」:選択ツール

「H」:手のひらツール

写真や動画の一部を非表示にする「マスキング」

使用する写真に余白や不要な部分が多くある場合に、PowerPointなどの機能では「トリミング」を行って不要な場所を非表示にする作業を行うことがあります。

AfterEffectsにも「トリミング」と同等の操作を行うための機能があります。

それが「マスキング」です。

実際の操作はこの参考サイトを見て行いました。

ペンでマスキングしたい点をクリックしていき、囲む感じです。

この時注意したいのは、AfterEffectsでの「レイヤー」の順番です。他のPowerPointやWordなどのDocumentation softでも「最前面に移動する」「最背面に移動する」といった機能を使用したことがあるとおもいます。

AfterEffectsではその「レイヤー」の前後の位置関係を、左下のボックス内の「レイヤー」の順番を入れ替えることで変更することができます。

  • レイヤーが一番下にあるものが「最背面」であり、
  • レイヤーが一番上にあるものが「最前面」です。

せっかく入れた写真やテキストが表示されない場合には、この「レイヤー」の順番を確認してみてください。

After Effectsからmp4形式で書き出す

After Effectsでの作成が終わったらいよいよmovie fileに書き出します。

書き出しの方法は以下を参考に行いました。

DVDに焼く

ここでも注意が必要です。

結婚式場によってはPCでなくDVDプレーヤーを用いて動画を再生する場合があります。その際には、DVDプレーヤーで再生できる形式で動画をDVDに焼かないといけません。

こちらの記事を参考に行いました。

上の記事と実際に私が操作したBurnのウィンドウ表示が異なったのですが、流れは

Video tab→DVD Videoを選択→Regionで「NTSC」を選択→設定で「Use DVD Thema」のチェックを外す→DVDへ書き込みをしたいファイルをクリック&ドラッグ→mpgへ変換→burnの実行です。

この時注意するのは以下の3点です。

・Video tab→DVD Videoを選択

・Regionで「NTSC」を選択

・設定で「Use DVD Thema」のチェックを外す

番外編:字幕をつける

After Effectsで字幕をつける際には一画面ずつつけるのは大変だったため以下の記事を参考に字幕をつけました。

最後に

今回紹介した内容は結婚式ムービーを自分で作りたい、という人にむけた記事でした。

動画編集ツールであるAffter Effectsには複数の動画テンプレートがあるため、まずはこの中で自分が使用したいムービーのイメージにあるテンプレートがあるかどうかを探しましょう。

もしも見つけることができれば、そこから本記事で紹介したTipsをつかることで効率よく画像・動画のテンプレート差し替えを行い、ぜひ自分だけのオリジナルムービーを作ってみてください。

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