[失敗例から学ぶ!] 1LDK & 在宅勤務でも赤ちゃんスペースを作る !産後の間取り紹介

育児休暇

初めてが赤ちゃんが生まれるとなった場合でも、それまでの夫婦二人暮らしで十分な間取り(1LDK, 2DK)に住んでいることが多いと思います。
私自身も1LDKの賃貸に住んでおり、夫婦二人きりの時は1LDKの広さでも何ら問題ありませんでしたが赤ちゃんが加わるとなると、「1LDK & 在宅勤務でも赤ちゃんスペースを作る なんて無理!」と色々と思い悩みました。赤ちゃんのお世話スペースは広さ・安全性・お世話のしやすさなど沢山のことを考慮する必要があり、かつそれを限られた間取りの中でその条件を満足するようなレイアウトとしなければいけません。

私は、産後休暇(2週間)→職場復帰 [在宅勤務・出社勤務] (1ヶ月)→育児休暇 と、短期間ですが様々なシチュエーションで1LDKのレイアウトを悩み・考えました。その中には、レイアウトに失敗してママに負担をかけるような経験もありました。ただ試行錯誤の結果1LDKでも不便なく過ごせるレイアウトに至ることができましたので、本記事では、1LDKの間取りでどのように赤ちゃんのお世話と仕事・自分たちの時間を確保したのか、私の失敗も含めながらポイントを紹介していきたいと思います。

<想定読者>
・赤ちゃん(第一子)が産まれた、もしくは近々産まれる人
・1LDK (or 2DK)に住んでいる人
・夜間の赤ちゃんのお世話をする人 (またはパートナーの参考としたい人)
・産後休暇、育児休暇をとる人
・赤ちゃん誕生後に在宅勤務をする人
<本記事の結論>
・寝る人(赤ちゃんのお世話をしないで回復に専念する人)が快眠できるように、赤ちゃんの夜泣き・作業音・環境音を可能な限り取り除くレイアウトがGood!

 

はじめに 我が家の条件

  • 1LDK
  • パパは在宅勤務あり
  • 夫婦二人で布団で寝ていた
  • 赤ちゃんは赤ちゃん布団で寝かせている (ベビーベッドの場合でも置き換えられます)
  • 夜間のミルクなどのお世話はパパがあげる、ただしパパが一時的に仕事復帰した場合にはママにお願いした

1LDK レイアウト

背の高い家具やお世話用のスペース、布団をしける広さなどを考慮した結果以下のレイアウトとしました。

あとはこのレイアウトをもとに日中(在宅勤務時)・夜間で誰がどこで過ごすかを決めました。

 

在宅勤務期間中のレイアウト (失敗例)

日中 在宅勤務時

私の在宅勤務は、PCを使う仕事で30分~1時間ほどの打ち合わせが多くありました。打ち合わせが続く場合には2時間ほど赤ちゃんのお世話ができない時もありました。パパが仕事中だと、ママは赤ちゃんを寝かしつけなければというストレスも感じておりました。

  • 日中は私の在宅勤務スペースと、ママの活動スペース(赤ちゃんを目の届く範囲に置く)が同じLDK部屋だったため、赤ちゃんが泣いてしまった場合にパパ・ママ双方にとってストレスになってしまった
  • 私の打ち合わせ・電話時に赤ちゃんが泣き止まない時は、ママが赤ちゃんを連れて別室に行き、その間ママの活動が止まってしまった

 

夜間 在宅勤務時

夜中の赤ちゃんのお世話は私が行い妻の睡眠時間を確保しつつ、明け方のお世話からは妻にお願いして、勤務開始前に連続して5~6時間の睡眠時間を確保する、ということを行いました。そのため早朝になると、赤ちゃんをLDKの部屋に移動してお世話を交代してもらいました。

在宅勤務時の赤ちゃんのお世話分担についてはこちらの記事で詳細に紹介しております。

 

ポイントとしては、

  • 夜間は別室で赤ちゃんのお世話をするため、ママへの夜泣きの影響は小さくこの点は良かった
  • ただ、夜間にお世話をするパパがミルク調乳作業のため、キッチンでの作業音(冷蔵庫を開けたり、水を出したり)がママの眠りを妨げてしまった
  • 在宅勤務で夜間に残業する場合には、ママの寝るスペースのすぐ近くでの作業となった

この時、寝る人(ママ)が快眠できるようなレイアウトになっていなかったという点が失敗点です。

 

実際にGarminというスマートウォッチを用いて私とママがどれだけ回復できて、どれだけストレスを受けていたのかを可視化したところ、この在宅勤務期間中にはママのストレスレベルが高く、疲労がどんどん蓄積されていたことがわかりました。

測定にはGarminの「Body Battery」の項目を参照しました。以下がBody Batteryの説明内容です。

GarminのBody Batteryは、1日を通してエネルギーの蓄えを測定します(0~100)。

  • 高い数値はアクティビティのためにエネルギーが蓄えられていることを意味し、低い数値はエネルギーが消耗していて休息が必要な可能性があることを意味しています。
  • 休息と快眠によってBody Batteryが増えます。 きついアクティビティ、過度のストレスや睡眠不足はエネルギーを消耗する原因になります。

パパBody Battery

ママBody Battery

他の期間のストレスレベルの可視化・考察も行っておりますので興味のある方はこちらの記事も参照ください。

在宅勤務期間中のレイアウト (改善例)

上記の失敗点を踏まえて、どうしたら日中・夜間を快適に過ごせるか考えたレイアウトが以下の通りです。

先の失敗時の反省をもとに、日中であれば在宅勤務をしている私が快適に作業できるよう、夜間であれば寝る人(赤ちゃんのお世話をしないで回復に専念する人)が快眠できるように、赤ちゃんの夜泣き・作業音・環境音を可能な限り取り除くレイアウトとしました。

 

上記のレイアウトは実際には在宅勤務の期間中には変更することができなかったため、あくまで(理想)として図中に示しております。

ただ、この内容を踏まえて育休期間に入ってからは夜間のお世話時のレイアウトを変更しました。

 

育休期間中のレイアウト

ママの寝室を別室に変更し、夜間のパパのミルク調乳作業で起こしてしまうことが無くなり熟睡できるようになりました。また育休期間中は夜間の赤ちゃんのお世話を全て私が集中して行うようになりました。

レイアウトと夜間のお世話分担を見直したことでママのストレスレベルが減り、活力も回復することができました。

部屋割りが睡眠の質に与える影響が非常に大きいことがスマートウォッチによる測定の結果わかり、その内容を以下の記事にて紹介しております。

 

最後に

はじめは1LDKだと、「赤ちゃんのお世話する場所」・「休息する場所」・「仕事や勉強など作業する場所」と考えるだけで既に一部屋足りない!と思っていました。

また本文でも述べましたが、私の場合は在宅勤務期間中のレイアウトで不都合なことも多く結果ママには負担をかけてしまいました。

一方で育休期間に入ってレイアウトを見直すことでママの疲労度が回復し、レイアウト一つでどれだけ快適に過ごせるか大きく変わるということを実感しました。

本記事が、赤ちゃんのレイアウト決めに悩む一人でも多くのプレパパ・育休を取ろうと検討している夫婦の助けになれば幸いです。

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