行きたい観光先上位のアンコールワットに一人旅で行ってきました!多くの旅行者が訪れる国ですが、実は入国や観光に際していくつかの事前情報や準備が必要な国でもあります。なので、今回は旅の写真を交えながら色々と紹介していきたいと思います。
(正しくはアンコールワットは一つの寺院であり、観光地はその複数の寺院が集合したアンコール遺跡群ですがブログ内では「アンコールワット=アンコール遺跡群として紹介しています」)
言語は何語?英語や日本語は通じる?
観光の際に気になるのは言語の違いですよね。カンボジアの公用語はクメール語ですが、我々が話せるのは日本語と英語。果たしてクメール語を勉強しないといけないのでしょうか?
結論としては、英語が話せれば問題ありません。日本語は話せる場合もありますが、それは一部の観光客向けのお店のみです。
ローカルのレストランや市場では英語が通じない場合もありますが、空港、ホテルや観光地のレストランやお土産店では英語が通じないことは少ないので安心してください。
カンボジアのチップ文化は?
カンボジアではチップの習慣はなく基本的に不要です。以下の例を参考にしてください。
- 【飲食店】高級店以外では不要。高級店でも、サービス料が付加されている場合は不要。
- 【ホテル】ベルボーイやルームサービスに対しては2000~4000R程度。
- 【タクシー】不要
- 【バイクタクシー、トゥクトゥク】不要
- 【ガイド】1日US$1~3程度
- 【専属ドライバー】1日US$1~3程度
ホテルの場所はどこがお勧め?
アンコールワット観光が目的であれば宿泊地も目的に見合った場所にしなければなりません。アンコールワットは、カンボジアの「シェムリアップ空港」が最寄りの空港です。またアンコールワットの観光を行う上でもシェムリアップが拠点として最適です。
シェムリアップ市内は観光客も多くホテルやレストランなども多く存在しますので不便に感じることは少ないでしょう。そんな中でも特に過ごしやすいのはナイトマーケット(オールドマーケット)周辺地です。
ナイトマーケット周辺のメリット・デメリット
ナイトマーケット周辺地のメリットとして、
- 安くて美味しいレストランが多い
- BARやクラブなどお酒が飲める場所も充実
- お土産や日用品に最適な市場がある
- 旅行者の足となるレンタサイクル屋さんがある
- 観光で疲れたあとのマッサージ屋さんがある
というように旅行者にとって必要なものが殆ど揃っております!
逆にデメリットとしては、
- 夜になると多くの観光客が集まり非常ににぎわう
- 夜は各店から大音量の音楽が深夜過ぎまで鳴り響く
- 通りの入り口に観光客目当ての大量のトゥクトゥクが待ち構えている
- 強引な客引きにあう(男性はマッサージへの客引きには気を付けてください)
などの点があります。
ナイトマーケットの便利さも捨てられないけど毎夜騒がしいのも嫌だな~、ということで出した結論はナイトマーケットから徒歩10分ほどの距離のホテルをとる!、です。
今回私が泊まったホテルは、ナイトマーケットから徒歩約10分ほどの「パークレーンホテル」というホテルでした。この距離であれば、夜ごはんを食べにナイトマーケットに行ったり、そこでお酒を飲みすぎてしまっても帰れる距離でした。また適度に離れているので喧噪も気にならず、夜はぐっすり眠れます。
部屋の内装もきれいで、蚊などの虫の心配もいりませんでした。
入国ビザの取得方法と事前準備は?
入国にはビザが必要
実は、カンボジア入国の際にはビザが要ります。これはどんなに短期間の旅行でも入国の際にビザが必要です。
「えっ、ビザ申請ってどうやってやるの?そんな難しそうな申請作業できない」
と心配されている方、ご安心ください。簡単に取得できます!
ビザの取得方法は主に以下の3通りです。
- 在日カンボジア王国大使館にて申請
- E-VISA(カンボジア外務省HP)
- アライバルビザ
今回は、最もお手軽なアライバルビザについてお知らせします。大使館申請やE-VISAでの申請は以下のサイトをご参考にしてください。
在日本カンボジア王国大使館 Royal Embassy of Cambodia in Japan
e.visa Kingdom of Cambodia(英語)
アライバルビザ取得に必要なもの
アライバルビザとは、その名の通り現地到着時に申請し、その場で受け取るビザです。
「えっ、面倒な事前準備とか必要じゃないの?」
はい、必要ありません!申請に必要なのは以下の4つのみです。
- パスポート(既に持っている)
- 申込書(空港で入手可)
- 申請料金 30ドル
- 証明写真 4cm×6cm
つまり、事前に必要なのは「申込に必要な料金」と「証明写真」のみですね。また証明写真は申込用紙に貼らずにそのまま提出しても問題ありません。また、写真のサイズが若干違くてもOKされることがあります。
私は、証明写真を忘れてしまい、カンボジアの前の滞在国のベトナムでデジカメで撮った自撮り写真を白黒印刷したものを提出しましたが無事にビザを取得できました。(スタッフに若干苦笑いをされましたが。。)
シェムリアップ空港の場合は比較的小規模な空港なので、搭乗者の流れについていけば自然とたどり着けますので迷う心配はありません。ただ一つ注意するとすれば、申請時に料金が必要なのでビザ申請用の30ドルだけはカンボジア入国前に両替なりして用意する必要がありますのでご注意ください。
必要な物を渡したらその場で名前が呼ばれるのを待ちます。シーズンや混み具合によって左右するとは思いますが、私の場合夜20時ごろ着で20人ほどが申請しておりましたが、15分ほどで済みました。名前を呼ばれたらビザを受け取り、いつも通り入国審査・手荷物受取と進みます。
さあ、これで楽しいシェムリアップ-アンコール旅行の始まりです!
空港から市街地への移動方法は?
そんな楽しい旅行の最初の関門が、空港から市街地・ホテルまでの移動です。空港から市街地まで空港タクシーが利用できます。
空港タクシーサービス
空港タクシーサービスは規定の料金が決まっております。
- Airport Van(大型4人以上) USD 10.00
- Airport Taxi USD 7.00
- Moto Taxi 2.00
最新情報は以下のシェムリアップ空港ホームページから確認できます(空港タクシー料金(英語))
料金が一律で決まっているため、旅のだいご味の一つである(?)トゥクトゥク運転手との値切り交渉はここでは出来ません(成功する可能性が限りなく低い)のでご注意ください。逆に旅の初心者でも料金をぼったくられることや、空港登録タクシーなのでトラブルも少ないといえます。
利用方法は、空港出口の「Transportation Contour」で滞在ホテルの住所と希望する乗り物のタイプを伝えます。そうすると、ホテル住所とタクシードライバー番号を書いた用紙を渡してくれてカウンターで料金を払います。あとは、ドライバーが来て紙を渡せば車まで案内されます。この登録制のドライバーは青いワイシャツの制服を着ています。逆に、私服姿であったり、空港出口から離れたところで勧誘しているトゥクトゥク運ちゃんは登録ドライバーではないので、そちらを利用する場合は自己責任でお願いします。
ドライバーからの一日案内の勧誘に注意
英語のできるドライバーも多く、道中色々と話しかけてきます。初めてカンボジアに行かれた方は彼らの英語力の高さに驚くでしょう。ただし、彼らにも安心しきってはいけません。
道中やたらと、明日の予定を聞いてきます。殆どの人が答えるであろうアンコールワットへの観光を伝えると、「USD 20.00で一日どこでも案内する」と勧めてきます。つまり、一日専属のドライバーになってやる、という訳です。この制度自体は悪くないのですが、利用する予定のない旅行客に強引に勧めてくる場合もあるのでご注意を。利用する予定が無い場合は、ハッキリとNoと言い切りましょう。
もう既に支払い済みなので、ホテルに到着したらそのまま降りてフロントへ。チップを要求されても無理に払う必要はありません。
最後に
ここまでカンボジア シェムリアップ市内に至るまでの方法について紹介してきました。カンボジアは多くの観光客でにぎわう街ですが、事前にしっかりとした下調べと準備をすることが旅を成功させる秘訣です。
次回はアンコールワット観光のための準備と注意点を紹介します。
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