在宅勤務を選べる会社にお勤めの人や、仕事以外の活動を家のデスクで行っている人にとっては、快適な作業環境を整えることは非常に重要です。
そして家庭での作業環境を作る際に、小さいお子さんがいる家庭では「子供のこと」を考慮したデスク周りの環境とする必要が出てきます。
それは例えば、子供が高いところのものに手を伸ばしてハサミやカッターなどの危険なものに手が届いてしまったり、コードを引っ張られて仕事用のPCやモニターを床に落とされてしまったりと、そうした危険な事象はあらかじめ排除する必要があります。
今回、電動昇降デスクの「 FlexiSpot E7 」の導入を機に、どのようにして家庭内での作業環境を最適化したか、電動昇降デスクの導入によって、子供からのいたずら防止や夫婦での在宅ワークを効率的に行う方法について紹介します。
電動昇降デスク の導入
我が家では、在宅勤務が主流となるため、仕事と家庭のバランスを保つための環境整備が不可欠でした。特に、小さな子供がいる家庭では、作業環境の工夫が必要です。
私たちの家庭でも、在宅勤務と育児の両立を図るために、さまざまな工夫を凝らしてきました。その中でも特に効果的だったのが、電動昇降デスクの導入でした。
当初、電動昇降デスクの導入前は
- 長時間の座り仕事がきついのでたまに姿勢を変えるためにスタンディングデスクを取り入れたい (建前1)
- 夫婦二人の作業スペースを確保したい (建前2)
- ブログやYoutubeで見るようなかっこいいデスク環境にしたい (これが本音…笑)
という形で、子供がいる家庭で電動昇降デスクを導入するメリットについてあまり考えていませんでした。
また、いろいろと紹介されているブログ記事やYoutubeでも、あまり子供のいる環境、って観点から紹介されていないので意識しておりませんでした。
、、が!!
結果、小さい子供がいて、在宅ワークを行う人にとっては、かなり良いデスク環境の選択肢の一つになると、日々思っておりますのでこちらの記事にて色々と紹介していこうと思います。
我が家の前提
我が家では、
- 2歳の子供がいる
- 夫婦共働きで、二人とも在宅勤務となるタイミングがある(毎日ではない)
ため、作業環境の工夫が欠かせません。
電動昇降デスク FlexiSpot E7 の特徴
FlexiSpot E7は、電動昇降機能を備え、高さ調整が自由自在です。これにより、立って作業することも可能になり、姿勢改善や集中力向上に大いに役立ちます。特に、長時間のデスクワークによる腰痛や肩こりの軽減には大きな効果があります。E7の最大の特徴は、静音設計でスムーズに高さ調整ができる点です。これにより、作業中でも周囲の音を気にすることなく、快適にデスクの高さを調整できます。
購入の決め手を以下に列挙しました。
- 電動モータ:
昇降デスクには手動のハンドル操作で動かすものもあるため、毎回の作業が手間になる可能性が大であったため、電動昇降デスク一択でした。 - メモリ機能:
メモリ機能が搭載されており、好みの高さを最大4つ、事前に登録することで、ワンタッチで最適な高さに調整することが可能。 -
ロック機能:
安全のために備えられたロック機構で、子供たちが触っても動作しないようにできます。ちなみにロック方法は「Mボタンを5秒間長押しすること」で、解除も同様です。 -
障害物検知機能:
昇降時に障害物を検知するセンサーが内蔵されており、異物を検知すると自動的に操作を停止し、数センチ戻ります。 - 最低昇降範囲が58cmで同社の中で一番下まで下げられる:
妻も一緒に使うことを考えると、机の高さが男性の私よりも低い位置で使いたいという時もあると思います。他の昇降デスクの口コミをみた際に、「自分が使いたい高さより若干高い」、「後もう数センチ下げたい」という口コミも見たので、そう言ったことの無いように低く下げられるモデルを選択しました。 - 脚幅調整範囲 最大190cm、耐荷重 125 kg:
夫婦で使う想定のため、2人が並んでも作業できるほどの長い天板を使用する予定でした。また作業効率を上げるためにも複数のモニターを使う予定だったので丈夫な構造が必要でした。 - DIY初心者でも先行事例が豊富にあった:
FlexiSpotは組み立てを自分で行う必要があるのですが、その際には「電動ドライバー」での作業が推奨されるなど、今までDIYをしたことの無い私には少々ハードルが高かったですが、ブログやYoutubeなどでこちらのFlexiSpotと自分好みの天板をDIYする動画が多く紹介されておりましたので、それらを参考にしながら自分でもできそう、と思得ました。
FlexiSpot にはオプション天板としてFlexiSpotが用意しているタイプの天板があり、そちらの天板には予め穴が開いているため組み立てが少し容易になるようです。
ただ、天板にしっかりと木ネジで固定するには力が必要なため結局電動ドリルは推奨、というような口コミもありましたのでその点はサイトの口コミなど確認して注意しましょう。
FlexiSpotのDIYの記事でも多く紹介されておりますが、天板を取り付ける際にはFlexiSpotのデフォルトの「木ネジによる取り付け」でなく、「鬼目ナットを使用した取り付け」をおすすめします。
「鬼目ナット」を使用するとその工程分余分な作業が必要となってしまいますが、後々「天板の取り外し」を簡単に行うことができます。
デスク環境を変えたり、引越しの際にデスクを分解して移動させたり、といった必要に迫られた際に後悔しないように、一手間加えることをおすすめします。
家庭環境の改善
子供からのいたずら防止策としての活用
作業後や休憩中はデスクを上げて「高さ」でいたずら防止
子供が小さい家庭では、デスク周りの機器を守ることが課題となります。電動昇降デスクを使用することで、仕事後にデスクを高い位置に上げ、PCやキーボードなどを子供の手の届かない場所に保管できます。
この点は思った以上に便利で、例えば「仕事を少し休憩してご飯とか食べてから再開しよう」というときに、デスクを上げることでその作業途中のまま休憩することができます。
電動昇降デスクを導入する前は、子供に机のものをいじられないように常に見張っていたり、一時的にでも片付ける必要があったので、この作業がなくなっただけでもストレスから解放されました。
子供がいるときのデスク作業は「スタンディング」、操作ボタンの「チャイルドロックオン」
基本的には、子供が保育園から帰ってきたら、子供のお世話があるため作業は一時中断するのですが、打ち合わせ中などでどうしてもキリの悪い時は、デスクを高くし「スタンディング」で作業を行います。
そして成長とともに「スタンディング状態」でも操作ボタンに手が届くようになったので「Mボタンを5秒間長押ししてチャイルドロックをオン」にしてデスクを下げられないようにしております。
子供のかまってかまって〜というアピールのため長時間の作業は難しいですが、これらの設定があることでキリの悪いタイミングでも何とか作業を継続させることができます。
結果:スタンディングデスクにして大正解
これにより、大切な機器を守りつつ、子供の安全も確保できます。また、高い位置にデスクを上げることで、作業スペースと遊び場の明確な区分けができ、子供が遊んでいる間でも安心して作業を続けることができます。
【挿入写真案:デスクを高い位置に上げた状態と、子供がデスクに近づけない様子】
FlexiSpot E7の電動昇降機能は、簡単にデスクの高さを調整できるため、子供が成長しても適応できる点が非常に便利です。
例えば、子供が歩き始めた頃にはデスクを高く上げ、手の届かないようにすることで、PCや書類が乱される心配がありません。
また、もう少し先のことかもしれませんが子供が座ってお絵かきや勉強をする際には、デスクを低く下げることで、親子で一緒に勉強や作業を楽しむことも可能になるかなと思っています。
このように、電動昇降デスクは単なる作業スペースとしてだけでなく、子供の成長に合わせて柔軟に対応できる家庭内の重要な家具となっています。デスク周りの環境を整えることで、大人の作業効率を向上させつつ、安全で快適な家庭環境を維持することができます。
FlexiSpotはAmazonのセールで安くなることがありますので、定期的にサイトを見てセールのタイミングで買うとお得です!
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夫婦での在宅ワークの効率化
電動昇降デスクを導入してよかったもう一つの点は、夫婦で並んで作業できる点です。
在宅勤務中や、子供が夜寝静まったあと、デスクの広い作業面を確保したことで、それぞれが必要な仕事環境を整えて仕事に集中することができております。
私たちの場合、同時に在宅ワークをする際にも、お互いの作業スペースを確保しつつ、たまに息抜きのコミュニケーションを取りながら仕事を進めることができます。FlexiSpot E7の広い作業面は、デュアルモニターの設置や、書類を広げての作業にも十分なスペースを提供してくれます。
このように、電動昇降デスクは、夫婦での在宅ワークにおいても大いに役立っています。FlexiSpot E7を使用することで、家庭内での作業環境を最適化し、仕事と家庭のバランスを保ちながら効率的に業務を進めることができます。
FlexiSpotと天板のDIYの例は多く挙げられており、紹介されている天板は以下のお店 (商品)のものが多かったです。天板選びも自身のDIY経験や、こだわり、予算の観点から様々な選択肢があるのでそれを考えるのも楽しみの一つだと思います。
◆ IKEA (カールビー)
◆ KANADEMONO
◆ Yahooオークションで天然木を購入
ちなみに私は、十分な広さ・厚さを備え実際に店舗でサンプルを見て気に入った「IKEA (カールビー)」にして現在愛用しております。
ワークトップ, ウォールナット/突き板, 長さ186cm x 奥行き 65cm x 厚さ 3.8cm でちょうどFlexiSpot E7の最大脚長さ 190cmで使っていていい感じでした。
IKEA店舗で購入する際には、持って帰れるかは事前によく確認しておくようにしてください。私は車で持って帰りましたが男2人でも大変でした。。
失敗例から学ぶレイアウト改善
1LDKの限られたスペースでも、家具配置やレイアウトを工夫することで、在宅勤務と育児の両立が可能です。私たちの経験では、初めのうちはデスクと子供の遊び場が近すぎて、作業に集中できないことが多々ありました。そこで、部屋のレイアウトを見直し、デスクを部屋の隅に配置し、子供の遊び場を反対側に設定することで、作業効率と安全性を両立させることができました。
具体的には、以下のような工夫を行いました:
- デスクの配置:部屋の隅にデスクを配置し、視界に入る範囲を整理。
- 突っ張りシェルフで仕切り:シェルフで目隠しをすることで、昇降デスクの操作リモコンが子供の目から見えないように隠しました。
- 遊び場の確保:子供の遊び場を部屋の反対側に設け、安全柵で仕切る。
このようなレイアウト改善により、作業中に子供がデスクに近づくことを防ぎつつ、必要なものがすぐ手に取れる環境を作り出しました。また、デスク周りの整理整頓も重要です。デスク上には必要最低限のものだけを置くことで、作業効率を高めるとともに、子供の手の届く場所に危険な物がないようにしました。
失敗例から学んだことは、環境を一度に完璧にするのは難しいということです。日々の生活の中で改善点を見つけ出し、少しずつ環境を整えていくことが大切です。FlexiSpot E7を中心に据えた作業スペースの構築は、その過程で非常に役立ちました。
この事例の他にも、産後間もない時期に短期間だけ仕事復帰した時期があり、その時に赤ちゃんのお世話と在宅勤務の両方を行った時期の記録もありますので良ければそちらも参照ください。
失敗例から学ぶ!1LDK & 在宅勤務でも赤ちゃんスペースを作る!産後の間取り紹介
まとめ
電動昇降デスクの導入により、在宅ワークの環境が劇的に改善されました。子供からのいたずら防止や夫婦での効率的な作業環境の整備に加え、姿勢改善や作業効率の向上にも大いに役立っています。
今後もこのデスクを活用して、さらなる快適なデスク環境を目指します。また、1LDKという限られたスペースでの工夫を活かし、家族全員が快適に過ごせる環境、かつ自分も作業していて気持ちのいいデスク環境を作り続けていきたいと思います。
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