杢目金屋 は、私たちの結婚指輪へのこだわりを満たしてくれるぴったりのブランドです。指輪の製作に携わりたい、という要望をこの「繋がる形」の分かち合いの儀式から実現でき、指輪のデザインのオリジナリティは様々な種類の金属が作り出す木目模様が叶えてくれます。
結婚指輪に対するこだわりと、杢目金屋でどのように叶えられるのかというのは以下の記事に書いておりますので興味がある人はどうぞ。
今回は杢目金屋でのオーダーから受け取りまでの流れのうち、打ち合わせから見積もりまでを紹介したいと思います。
杢目金屋 HPから予約
杢目金屋でオーダーメイドをするという風になっても、肩肘張ることはありません。私も杢目金屋では事前に予約をして、色々な指輪を実際に見せてもらってその中から気に入るデザインを相談しながら決めていくだけでした。打ち合わせはネットから予約ができるので希望の日時や店舗を指定すると予約は完了です。店舗には予約なしでも直接行くことができますが、私たちの場合打ち合わせには2時間ほどかかったのでしっかりと指輪のデザインを決めたい場合は事前に予約することをお勧めします。週末などは予約客で混み合うことがあるので早めの予約が吉です。
また私が行った時はネットから予約することで金券5000円分をプレゼントという企画をやっていたのでそういったキャンペーン情報も是非ホームページからチェックして利用してみてください。
杢目金屋 に来店して打ち合わせ
打ち合わせでは専任の杢目金屋のコンシェルジュが私たちの要望を聞きながら様々なサンプルを見せていただき、二人の希望デザインを見つける手助けをしてくれます。それまで何度かホームページやカタログで指輪のデザインを見ていましたが、やはり実際に指輪を目の前で見るとその受ける印象が変わってきます。
リングの形状と素材決め
選べる組み合わせとしてはまずリングの形状と幅があり追加の料金を払うことで幅が広くなったり形状を変えることができます。
木目金の美しい模様を出すにはある程度の幅のある指輪の方が良いというふうにおすすめされました。
杢目金屋さん HP
続いては素材です。木目金の素材の組み合わせで自分たちの好きな模様や色味を作ることができます。使用することのできる素材は6種類の金属(シークレットでプラス1種類)あります。はじめに6種類はプラチナ、ピンクゴールド、グリーンゴールド、イエローゴールドホワイトゴールド 、 シルバーの6種類です。シークレットでプラス1種類と言ったのは七つ色と呼ばれる7色の素材が使われた指輪をオーダーする時に選べるレッドゴールドというのが7色目の素材らしいです。
このレッドゴールドの存在は来店時の打ち合わせには知らなかったのですがカタログやホームページを見たときにこのレッドゴールドを見つけて、このシークレット感というのが男心をくすぐりました。
基本的には最初に挙げた6種類の金属から素材を組み合わせて木目金を作ってきます。当然ですが選ぶ素材の種類によってできる木目金の色合いも変わってくるので、例えば普段使いであまり色味が派手すぎないシルバー系の色味が欲しいという人であれば、ホワイトゴールド × プラチナ × シルバーの組み合わせで全体はシルバーとしつつもそれぞれの素材のもつ微妙な色や質感の違いから木目金の模様を出すことができます。
全体の基調をシルバーぽくしつつも、木目金の美しさをアクセントとしてもう少し引き立てたい人は杢目金屋の看板商品でもある、「紅ひとすじ」のようにホワイトゴールド × シルバーゴールドのベースにピンクゴールを一筋入れた木目金を作成するということもできます。
杢目金屋さん HP
木目金の持つ美しい木目模様を最大限に楽しみたいという人は、例えば先に挙げたように「七つ色」のように全ての素材の金属を入れて7つの金属が作る木目模様を楽しむという作り方もできます。
私たちは日常使いができるように落ち着いた色味のシルバーを基調としつつも、木目金の模様が近くで見るとわかるというようなデザインの指輪を作りたかったので、ホワイトゴールド × シルバーをベースにしてそこにアクセントとしてピンクゴールドやグリーンゴールドを加えるという素材の組み合わせにしました。
杢目金屋さん HP
このグリーンゴールドというのは他のジュエリーでも見ることがなく珍しかったのでグリーンゴールドを使いたいなという風に思ったのと、またグリーンゴールドを入れることでイエローやレッドゴールドのように明るすぎないちょうど良い調和のとれた木目金になるのでないかなーと期待しています(この時点記事を書いた時点ではまだ木目金を見ていないので楽しみにしています)。
リングの内側の素材選び
続いてリングの内側の素材も選びます。
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内側の素材はプラチナ、ピンクゴールド、グリーンゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドから選ぶことができます。選ぶも素材によっては追加の料金が必要です。例えばプラチナは追加の料金が必要でしたが、金属アレルギーになりにくいので長年つけ続ける指輪としては安心で、肌触りも滑らかなのでお勧めと聞きました。
また指輪の内側の色を二人で変えることができます。
外側はシルバーを基調の大人しめな色にしたので、内側はイエローゴールドの輝く色味にしました。先に述べた4種類の素材に加えて内側にイエローゴールドを選べたのでアクセントのある豪華な指輪になってよかったかなと思います。
今こうやって記事を書いている段階でも、「この組み合わせも良さそうだなぁ」とか「こんな配色にしたらどんな色になるのだろう」というふうに指輪が決まった後でも色々と考えることが出来てしまう辺りが、杢目金屋のカスタマイズの幅の凄さであると思います。
そして実際にお店でいろいろなデザインや色味の指輪を見ることは大事だなと思います。例えば店の中での照明で見る印象の指輪と、日光などの自然光の下に見る指輪の印象も大きく変わっていて、それらを教えてくれたコンシェルジュの方々にもとても感謝しております。
仕上げ、宝石と刻印を選ぶ
指輪の素材が決まったら今度は仕上げ、宝石や刻印についてです。
杢目金屋さん HP
最初の打ち合わせの段階では仕上げや宝石まで決めて刻印は最後のフィッティングの時に要望を聞かれるようです。
仕上げには、「つや消し」と「つやあり」、そして指輪の角を「丸角」にするか「角角」にするかが選べます。このツヤの有り無しは購入後のサポートでいつでも変更することができます。
宝石は、種類や数、止め方や位置を自分たちで決めることができます。例えば宝石をリングの外側に埋め込むようにつけたり、リングがつながっていた痕跡の部分に石を留めるということもできます。宝石は外側だけじゃなくてリングの内側につけることもできます。私達はちょうどキャンペーン期間中でメレダイヤもしくは誕生石を無料で一個ずつプレゼントされました。
私は男なので結婚指輪に見えるところに宝石がついているのも少し恥ずかしいなと思い、また相手もなるべくシンプルなデザインの指輪がいいということであったので、指輪の内側に互いの誕生石を入れるというようなデザインにしました。
互いの誕生石を見えない結婚指輪の内側の中にしているのもなんだかロマンチックだなあと私は大変満足です。
これらの項目の他に指輪のサイズや幅を決めて一通りの打ち合わせは終了です。今回の打ち合わせのデザインに大変満足した私たちはその場で見積もりもお願いしました。
この時に言われたのですが、もし追加のアクセサリーやペンダントを私たちの作った結婚指輪と同じ木目金の板から作りたい場合には、この段階でオーダーしないといけないという話でしたので、オーダーしたい人は事前に心づもりをしとくといいと思います。
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これらのアクセサリーの他にも将来生まれる子供のためのベビーリングや結婚10周年などの祝いのリングにこの結婚指輪と同じ杢目金を使いたい場合は、この木目金の棒を一本1万円で保管しておくことができるということでした。私は将来生まれてくる子供やそして奥さんにも記念となるアクセサリーを送りたいなと思いましたし、木目金の伝統工芸職人さんが作ったリングになる前の木目金棒を見てみたかったので二本分の木目金棒をオーダーしました(奥様からは二本もいるのと言うお言葉をいただきましたが)。
オーダーメイド完成したら見積もりと職人へのメッセージ
これにて全てのオーダーが終わり見積書を作成してもらい、後日その見積金額の半額を振り込んだら木目金の作成が開始します。
それに先立ってオーダーした杢目金を作成してくれる職人に向けてメッセージをお願いされました。我々が会うことができるのは杢目金屋で働くコンシェルジュの方のみで、その裏で伝統工芸を受け継ぐ職人とは会えないのでこのメッセージに二人の思いを込めて伝えるというコンセプトも素敵だなあというふうに思いました。私たちもメッセージを書いたのですが少々興奮していた私はメッセージの量が多くなってしまいました。
いつか機会があれば木目金職人の方の製造工程も見てみたいです。
ここまでが杢目金屋での指輪のオーダーの予約から打ち合わせまでです。このオーダー、振込が完了してから約2週間から1ヶ月以内に指輪が製作され次の分かち合いのセレモニー 、フィッティングへと進みます。
次の記事ではその分かち合いのセレモニーの指輪についても紹介していけたらなーと思います。どうもありがとうございました。
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