九十九里トライアスロン ミドルディスタンス初出場でボロボロになった話

九十九里トライアスロン トライアスロン/Triathlon

9月の三連休に行われた 九十九里トライアスロン についてのレース記録を報告します。この大会は三連休の中日にありかつ千葉県の九十九里と都内からもアクセスしやすい大会として非常に便利な大会です。特にミドルトライアスロンを関東で行う大会はまだまだ少ないのでオリンピックディスタンス以上の経験を積みたい選手にとっては非常に良い大会となっております。今回はその九十九里トライアスロンのミドルディスタンスに初めて出て無事完走できたのでその時のレースの振り返りをしたいと思います。

九十九里トライアスロンのレースの雰囲気は以下の公式動画がわかりやすいと思います。

はじめにレースの申し込み時期と宿の予約

レースの完走の準備と同じくらい大事なことはレースの申し込みとそして宿の確保です。ミドルディスタンスのトライアスロンのスタートは朝の7時なので前日入りしている必要があります。また前日の競技説明会への参加が必須となっているので基本的に遠方の方は前日の土曜日には会場入りしているということになります。そして九十九里の会場の周辺の宿ですが私がレースで出場を決めた3ヶ月前にはめぼしい宿はほとんどが予約されておりました。9月の連休の中日ということもあり観光客などの利用で宿が埋まってしまうようです。今回私たちは会場の最寄り駅は、上総一ノ宮駅なのですがそこの駅から離れた茂原周辺に宿を取りました。結果的にこの選択は良かったと思っています。レース会場周辺は海岸線沿いで民宿やグランピングキャンプ場などがありましたがスーパーやレストランは少ない印象でした。しかし茂原であれば大きな街なのでレストランやスーパーまた電気街など電気屋など大きなお店が沢山あるので例えば何かを忘れた!というアクシデントに見舞われたとしてもそこで何とかと購入したりすることができます。いずれにせよ大会への出場が決まったら早めに宿を取ることをお勧めします。

前日受付競技説明会そしてブース

前日の競技説明会はレース会場近くのハッピーサイエンスユニバーシティで行われます。そこで選手のゼッケンナンバーと、もし T シャツを購入していればその T シャツおよび補給食となるゼリーをもらうことができます。

ブースには大会スポンサーであるザバスのコーナーやその他トライアスロングッズ、トライウェア、ウェットスーツ、ランニングシューズなどの販売が行われています。またボトルや補給食などを購入することもできます。

その他にもスポーツ用オイルを使ったマッサージの体験や、説明会に参加するのみでザバスのエナジージェルがもらえるなどブースが充実しているので、時間ある人は是非見てみてください。

私はブースで補給食用に羊羹2つと攣り対策にMgバーを買いました。ただし、Tシャツ購入特典のザバスゼリーやエイドでのエネルギージェルが配布されるのでそこまで大量に補給食を持たなくてもよかったのかなと思います。

ただ、ザバスのエネルギージェルはランの時のみ貰えてバイクパートではヴァームウォーターのみだったので、固形食系の補給食を用意しておけばよかったなと思います。

後ほど詳細を書きますがバイクパートが一番長いのでエネルギー切れにならないように補給食を用意しておくのが大事だと思いました。

余談ですが、バイクにレースナンバーのシールを貼るのですが、それをバイク本体に直接貼りつけるのでなくてレースシール用のプレートを見つけました。それを使えればレース用自転車がレースシールでベタベタすることがなくなるので今度試してみようかなと思います。

競技説明で得られためぼしい情報は以下の通りです。

  • スイムスキップ機能あり 公式記録にならない
  • 競技中の携帯電話、カメラの通話、メール、音楽再生は禁止
  • エイドステーションのドリンク、補給食が充実
  • ドラフティングのペナルティを厳しくとる

その他、各コースマップやその他の情報は 九十九里トライアスロン のホームページから参照することができます。

前日の過ごし方

競技説明会も終わったのでスーパーに翌日の朝食を買いに行きそして17時には早めの晩飯を食べました。晩飯はビッグボーイでチキンステーキを注文しました。この、ビッグボーイではサラダバーを付けると大量のサラダとカレーをお代わり自由で頂けるので、サラダを3皿、カレーを2杯おかわりして前日のうちにドカ食いをしておきました。

翌朝の朝食分には、サラダ、ヨーグルト、チキン照り焼き、おにぎりと一袋に5個入りのクリームパンを買いました。

ホテルに帰ってラグビーワールドカップを見ながら支度します。

ラグビーワールドカップのニュージーランド対南アフリカ戦が興奮の試合でしたが何とか21時には寝ました。

レース当日 出発

レース当日は朝4時には宿を出発してトランジション会場へと向かいました。当日の朝は車が少なく会場までスムーズに移動できました。予め指定された駐車場に着いたのが4時半頃でまだ日の出まで時間があったので車の中で少しゆっくり過ごし朝食を食べました。宿の部屋に冷蔵庫がそなえつけてあったので朝食を入れておいたのですが、冷蔵庫が強すぎたようでサラダや照り焼きチキンは凍ってしまいました。。

5時前に日が出てきて作業ができるようになったところで、バイクを組み立て必要な荷物を持ってトランジションエリアまで向かいます。この大会は手荷物預けが可能でトランジッションエリア脇に手荷物預け所があり、一袋分の手荷物を預けるとゴール地点まで持って行ってくれます。この大会はスタート地点(トランジションエリア)とゴール地点が離れているため(歩いて20分)ゴール地点で欲しい着替えや補給食、連絡を取るためのスマートフォンなどはこの手荷物預けに入れておくといいでしょう。セキュリティの心配はありますが現金などをいくらか入れておくとレース後に食事を買えるのであると便利です。私はこの手荷物預けにスマホを入れ忘れてしまったので、レース後一緒に出た人と合流できるか心配しました。

 

レース開始は7時からですが、バイクの試走は5時20分から6時まで、試泳は6時から6時半までのため思ったよりも時間がありません。さらにこのトランジションエリアからスイム会場まで徒歩で650m位あるので徒歩で5分から10分かかると考えていた方がいいです。

トランジッションエリアの準備

トライアスロンではスイム・バイク・ランとあるので、このトランジションエリアでいかに戦略を持って準備するかが大事です。私は今回初めてのミドルディスタンスでしたので十分な量の補給食と水、バイク・ランパートに向けてソックス、そしてバイトパート用にバイクグローブを用意しました。

その他、トランジエリア準備で忘れがちなのはバイクに取り付ける補給食のためのガムテープやワセリン、ゴーグル用の曇り止めなどです。これらの準備は会場に着いてから行うとバタバタしてしまうので要注意です。

 

準備としては、

事前にトランジション用の道具をまとめて、ひとつの袋に入れておく。トランジションエリアに持ち込まなければいけないものは、下の写真の品々 + 自転車 と大量にあります。

バイクパートやランで使うものはバイクシューズ、ランシューズに入れておく

バイクパートでの補給食はヘルメットに入れておきトライウェアにポケットがあればそこに入れるなければ胸や足などに挟んでおく

試泳でウエットスーツを着る前にワセリンお練りゴーグルに曇り止めをつけておく

ウェットスーツを着て試泳に向かう

 

です。

 

またスイムアップ時に体の海水を流すために、2リットルペットボトルの水があれば便利だなぁと感じました。

また長いレース中にトイレに行きたくなることがあると思いますので、朝起きたら必ずトイレを済ませることをお勧めします。

マラソン大会では、エイド毎に簡易トイレがあってトイレには困りません。しかし、トライアスロンではスイムパートやバイクパートが長くてなかなかトイレに行くことができません。そのためレース前にトイレに行く時間を事前に計画に入れ込んで準備を進めるようにしましょう。会場に着いてからだと多くの選手がトイレに殺到するので可能であれば出発前に宿やコンビニで済ませておくことをお勧めします。

 

私の失敗談

私は今回このトイレの時間を試泳の前ぎりぎりにとってしまったので、あわや試泳できなくなるところでした。試泳の時間が6:30までですが、6:30までには上がってないといけないので、6:20までに入水していないと泳げません。ということで、慌ててトイレを済ましてなんとか入水時間締切の5分前に入水ができましたが結局5分から10分間慌てて試泳をできたのみでした。

スイムパート

さてなんとか無事に試泳を終えて陸に上がってスタート前のセレモニーがあり、無事に終わったらいよいよレーススタートです。スイムコースは入江になっており海の高い波は来ませんので非常に泳ぎやすいコースです。またスイムコースも縦に長いので往復共にまっすぐ泳いで片道900 mの往復1.8 km のコースです。入江になっているのでスイムスタート直後は海水のしょっぱさを感じるのですが、奥に泳ぐにつれてだんだん海水の濃度が下がっていき真水のような感じになるので泳いでいて面白かったです。

今回のスイムではバトルを避けるために外側から泳いで行ったのですが往復直線のコースなので、ひとまずバトルの混乱を避けたなと思ったら、内側のコースロープに沿って泳ぐのが泳ぎやすかったです。

透明度はそこまで高くなくクロールする自分の指先が見えるか見えないくらいかの透明度で底はもちろん見えませんでした。それでも波が高くなかった分、比較的ゆったりと泳ぐことができたと思います。また初めてのミドルディスタンスだったのでこのスイムパートで力を出しすぎないように押さえてゆったりと泳いだことが良かったと思います。

この後に長いバイクとランが控えているということを考えて、なるべく足は使わずに腕のクロールでプルブイをやっているように泳ぐのが吉かなと思います。集団で泳いでいると後ろにつかれるのが嫌なのか前の選手はやたらと激しくバタ足をしているのを見かけますが、あれでは体力が消耗してしまい長く泳ぐには不利な気がします。私は万が一後ろに疲れたとしてもまあ極力足をばたつかせないので、後ろの人にとっては泳ぎやすいかもしれませんね。こうやってスイム1.8 kmを約40分かけて無事に完走してスイムアップしました。

 

スイムアップからトランジションエリアまでまたあの長い650 mの道を戻って行きますが赤い絨毯がひいてあるとはいえ、選手一人が通れるぐらいの広さなので追い越すときはアスファルトの上を走らなければいけません。またスイムアップが遅れて集団になるともうほとんど走ったりできずに歩いてトランジッションエリアに向かっているようでした。私のスイムアップの時にはそんなに選手がいなかったので追い越しも追い抜きもできましたが、スイムアップ後に一番足がつる危険性が高いのでゆっくり息を整えるつもりで歩いてトランジッションエリアに向かいました。トランジションエリアでは、ソックスを履きヘルメットをかぶりバイクグローブをしてとかなり悠長に時間を使っていましたが、これから始まるバイクに向けて息を整えることができて良かったと思っています。

バイクパート


バイクパートは九十九里の有料道路を走る直線の多くフラットな走りやすいコースでした。ただ海に面しているため風向きによっては向かい風で非常に風を感じてなかなかに疲れるレースでした。特に海岸沿いはかなりの長い直線距離ですのでレース中はドラフティング禁止ですが後ろに着かれることも多くありました。今回の大会の事前説明会ではマーシャルがドラフティングを厳しく取るという風に宣言していたので、幾分かはマシになったのかもしれませんが、、ペナルティはトランジエリアで5分間待機と言うペナルティが課されます。

バイクパートに移った頃には時刻は8時頃でだいたいバイクの間に日が昇ってきます。今回は日焼け止めを塗らなかったのですが、長いレースを考えると日焼けもダメージになるので日焼け止めやカバーなどをして日焼け対策をすれば良かったなと思います。マラソンの大会ではよく見るのですが、トライアスロンになるとこうした日焼けグッズのアームカバーやレッグカバーをしている人は見当たらないので不思議です。

 

バイクパートは前述の向かい風と途中から出てきた日差しに加えて、空腹感との戦いでもありました。バイクパート中の補給にはザバスのエナジージェル3本を持って行きましたが正直ギリギリでした。またボトルも2本持っていったのですが、もう一本余裕を持って3本あればレース中に余裕が出来たかなあと思います。バイクのエイドでボトルごとヴァームウォーターと水を得ることができますが、スポーツドリンク以外にも水を持てればレース中の熱を持ったところにもかけることができるので、今度出るロングレースでは4本させるような構成にしたいと思っています。

 

今回準備が間に合わずにバイクのサイクルコンピューターを装着できずに、ケイデンスや距離がわからない上に、時計も電池切れで時間もわからないまま出場しましたが、なんとか3時間でバイクパートを終えることができました。これは普段の練習からも3時間ぶっ続けで乗る練習をしていたのが功を奏したかなと思います。

それでもやっぱり長時間 DH バーを持つエアロポジションを取ることには慣れていなかったので腰が痛くなりました。風の強いレースではほぼDHポジションで行くことになるので練習用のバイクでも DH ポジションを取るように調整する必要があるかと思いました。

ただ街乗りで公道を走る場合には長時間 DH ポジションを取り続けることができないので、どこか公道以外のサイクリングロードなどで DH ポジションを取り続けるような練習を取り入れる必要があるかなと思います。

DHポジションを取り付けるためにサイクルグローブによる手のひらの保護の必要性はほとんど感じませんでした。今度の大会は距離にもよりますがサイクルグローブは日焼け跡が付くだけなので使用しないでいいかなあと思います。逆に DH バーにつけるカバーの方をもう少しふっくらとさせて腕の部分に負担のかからないようにするかもう少しポジションを調整して肘の部分に DH パッドが当たるようにしようかなと思います。

そして無事にバイクパートを終わりランのためのトランジションへ。

 

バイクパート中に空腹だった私はトランジションエリアに置いてあったエネルギージェルを2つ分食べました。結果的にはエネルギーが回復できたのですが、ランパートの開始直後少しお腹が重くなりました。また個人的にですがランパートで補給食を大量にとったり固形物を食べるよりも、バイクパートの間に固形物を取っておいた方が体の揺れがないので消化に優しいのかなという風に思います。

ランパート

長かったバイクパートも終わりいよいよランパードです。ランに入る頃には時刻もすでに11時を過ぎており日も昇っておりますが幸いほとんど曇りで非常に走りやすい天気でした。エイドではヴァームウォーターとザバスのエネルギージェルそして水が補給されます。しかし、先ほどのトランジションで十分に補給をしたので結局ランパートでエネルギージェルの補給はしませんでした。またここに至るまでに大量のヴァームウォーターを飲んでいるので胃液が薄まっていたため、あまりエネルギージェルや固形物を食べる気になれなかったです。そのためエイドでは水のペットボトルのみ貰い、一口飲んだ後は火照った体を冷やすために頭・首、バイクパートで疲労した腰やお尻、そしてラン開始直後に攣りそうになった太ももの前側にかけておりました。

ペットボトル一本分の水を全身にかけたことで、どこも攣ることなく走りきることができました。ただし全身にかけるのでランシューズの中やソックスまで濡れてしまい、足指が濡れた状態になってしまったので軽い靴擦れは起こりました。これはソックスにワセリンを塗りこんでいれば回避できたのかなと思うので今度試してみます。スイムパートがあるのでレース前に足の指先にワセリンを塗ってもそれは落ちてしまうのでソックスに塗っておくかもしくはトランジションの時にワセリンを再度塗り込んでおくか、いずれにしてもトランジションエリアにワセリンはあったほうがいいかなと思いました。

ランのコースはこれもまた基本的に直線の道で海岸沿いを走ります。今回の天気は曇りでしたが、もし晴れて暑い日ですと日陰が少ないところを走りますので日焼け対策のための帽子や日焼け止めが重要だったなと思います。コースはありがたいことに1キロごとに距離が出ているので自分のペースを把握しやすいです。

 

バイクアップした後の最初の1 km はまだバイクで体がこわばっているので、体をほぐすことを意識して走ります。最初の5キロまでは攣らないことを目標にして走り、攣りそうになったら無理せず歩く。特に登りに差し掛かると足に負担がかかるのでそこは自分で無理のない傾斜を判断して歩くところと走るところと選択できればいいと思います。

この辺の経験値はウルトラマラソンで培ったものが大いに役立ったと感じます。5 kmを過ぎることには体はランのモードに入るので後は自分のペースで淡々と距離を刻んでいきました。自分のペースを守りエイドで定期的に水をかけて冷やすことで20 km の距離でも危なげなく走ることができました。これはウルトラマラソンで長距離を走るコツがつかめているのかはたまた体がそのベースに仕上がっているのかいずれにしても20キロ終わった時点でもう少しの距離なら走れそうだなあという感じを持てたのは非常に良かったです。

レース後

ゴールした後はゴール周辺で色々なものを飲み食いすることができます。出場選手はレースゼッケンを見せるとドリンク2本とハマグリ2個を貰うことができます。ハマグリブースで貰ったハマグリはその場で係の人が焼いてくれるので焼きたてのはまぐりを醤油で美味しくいただきます。

またおもてなしブースではカレー、はまぐりラーメン、サンドイッチや焼きそばなど様々な屋台から食品もらうことができます。それぞれのブースでゼッケン番号の左下のマークを見せると引き換えてもらえます。この引き換えの他にもお金を払って購入することはできますので、預入荷物の中に現金があるとよいです。

ゴール前では司会者がゼッケン番号を見て選手名を読み上げてくれるので仲間がゴールしたことはそのアナウンスで確認することができます。

これらのものを食べながらゆっくりと仲間の完走を待ちましょう。

九十九里トライアスロン レースの感想と今後の課題

今回初めてミドルディスタンスに出場しオリンピックディスタンスの距離を超える最長記録を更新しました。初めてのミドルディスタンスで完走が目標でしたが、終わってみるとオリンピックディスタンスのように肩肘張らずにリラックスして楽しめたなあというふうに思います。とはいえ全体の競技時間としては約6時間かかる過酷なレースです。それぞれのタイムの内訳は以下の通りです。

  • スイム40分
  • バイク3時間
  • ラン2時間

 

これだけ長い時間を練習に費やすということはなかなか難しいですし、練習環境を準備するのが困難です。なので今後ロングディスタンスに挑戦するにあたって、トライアスロンという一つの種目として考えるのではなくて一つ一つの種目に分解してレースを行うという感覚を持った方がいいのかなと思います。逆に言えば三つ全部を一度にやらなくても一つ一つの種目を完走できるだけの力を持っていればこのトライアスロンの完走も十分可能なのではないかなと思います。この3種目の中で一番課題を感じたのは一番競技時間・距離が長いバイクパートでした。ミドルディスタンスの次のロングディスタンスになると距離は180 km にもなりバイクにかかる時間は6時間から8時間ほどにもなるでしょう。特にバイクを長時間乗るということになると DH ポジションを長時間維持することによる腰痛への対策と、長時間のレースの間にどのように補給を取るかというエネルギーの対策、一度に180 km を超えるロングライドの練習が困難の三つが大きな課題として挙げられます。

 

次のロングディスタンスの前にバイクの大会かもしくはバイク旅に行って一度このロングライドで一日中自転車に乗り続けるという感覚を経験しておこうかなと思います。

 

その次のポイントとしてはスイムパートです。やはりトライアスロンではこのスイムパートでリタイアする人が一番多いと言われており、逆にこのスイムパートを乗り越えてしまうと完走率は一気に上がります。 ロングディスタンスではこのスイムが3.5から4 kmになるので来年の夏にはオープンウォータースイムの大会に最低二つは出てスイムの経験と自信をつけておきたいなと思います。

 

最後はランパートです。これはウルトラマラソンで培った、なるべく攣らない走り方や自分がどこまで無理をできるのかという経験があるので長い距離になってもある程度は自信があります。ただしランの力も実際に距離を走らないと落ちていく一方なのでレース前には40 km を完走できるだけの足に仕上げておきたいと思います。

これらのロングディスタンスの完走に向けたトレーニングプランは以下の記事でも紹介しておりますので、一緒にロングディスタンスを目指される方、こんなスケジュールがいいよ、というアドバイスを頂ける方は是非以下の記事もご覧になってください。

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長くなりましたが今回初めて参加した九十九里トライアスロンは都内からもアクセスがよくまたコース的にもとても走りやすい素晴らしい大会でした。今回のミドル髪乾燥によって来年のロング佐渡への挑戦権がようやく得られたのですー。また今回えられた課題を踏まえてこれからまた一年間のシーズンどういう風に体を作っていくのか計画を立てていきたいなと思います。最後に完走メタルの紹介ですこのように真ん中に九十九里トライアスロンのマークとそして自分が走ってきた距離が示されています。

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