東京から数時間圏内に行ける、自然豊かな離島が伊豆大島です。その大島ではマラソンやトライアスロンの大会が開催されており、多くのアスリートが島に訪れます。その大島への交通手段である 東海汽船フェリー での船旅を快適に、お得に利用する方法を紹介します。
この東海汽船は先ほども紹介したように大型のフェリーと小型ジェット船の二つがあります。大島でのマラソンやトライアスロンの大会は土曜日の早朝スタートなので参加者は必然的に金曜日の前入りもしくは土曜日レース開始の早朝には大島に入島することになります。前日入りが可能な場合はジェット船・フェリーの両方の選択肢があります。基本的にはジェット船は運行本数が限られており、また昼間の間の運行しかありません。金曜日に休みが取れて時間に余裕を持って準備したいという人はジェット船の利用がいいでしょう。自分のスケジュールと予算に合わせて選択してください。
大島着から大会スタートまで
大島着から大会開始までには注意があります。大島に6時頃着いてその後に当日受付、そして8時にマラソンがスタートします。つまり、フェリーの移動からすぐにレースに移行します。そのためフェリーの移動で寝不足や体調を整えることができないとその翌日のマラソンに悪影響が出てきてしまいます。そこでレースの完走や記録更新を狙う人にとって、フェリーでしっかりと休養をとることが大切です。
大島でのトライアスロンレースログは以下からどうぞ!
東海汽船フェリー で睡眠の質を高めるコツ
フェリーで快適に過ごすためには、まずは席タイプを和室にすることです。そのためには、事前に座席を予約することをお勧めします。当日に席の予約をすることもできますが、席に空きが無い場合に、座席タイプになってします可能性があります。座席でもリクライニングシートであるので、座席を倒してゆっくり眠れるという人であれば問題ないのですが、やはり最低限体を伸ばして眠れるような2等和室を確保することをお勧めします。
フェリーでの快適な睡眠のために持って行きたいもの。
フェリーの和室では広いエリアに、乗客がそれぞれの席番号で与えられたスペースで雑魚寝します。正確には和室のスペースにそれぞれ自分の席番号とその隣の席との境界を示すテープがありそこで寝ます。お互いの間に衝立や壁などはないので寝相が悪いかや隣の人が気になって眠れないという人は、快眠グッズの利用をお勧めします。
耳栓・アイマスク・マスク
フェリーの特徴としてはまず第1にエンジン音や周囲の人の雑談が気になると深い眠りに入れないということです。どうしても他の人の気配が気になってしまうので、耳栓をつけてシャットアウトして眠りにつけるように心がけましょう。同様にアイマスクは明かりをシャットアウトします。マスクは時期にもよりますがフェリーの中での空調の効き具合によって乾燥する場合があります。寝ている間に喉の調子を悪くしないようにマスクをして寝ることをお勧めします。
夜間寝る用のドリンク
フェリーでも空調は効いておりますが特に二等和室や二等座席などはフェリーの地下の階に位置しております。そのため熱気がこもりやすくて夜寝ている間に喉の渇きを覚えることがあります。喉の渇きで目が覚めたとしても枕元に飲み水を確保しておくことでわざわざ夜中に起き上がって買いに行かずに済みます。
100円で毛布レンタル
東海汽船では出発するとその後に100円で毛布を借りることができます。筆者のおすすめの方法としては200円で毛布2枚お借り一枚は二つに折りたたん半分に折りたたんで床にしきクッションのように使いもう一枚を掛け布団のように使うことをお勧めしています。
ハンドタオル
二等和室であれば枕は付いているのでその枕を使用することができます。その枕は特にカバーも付いていないので、私は自分で少し長めのハンドタオルを持って行ってそれを枕カバーにして寝ています。なんとなく他の誰が使ったか分からない枕を直で使うよりは、自分のタオルをカバーにすることで気持ちよく眠れる気がします。
あえての「席なし」という選択肢
2等和室がいっぱいで2等座席しか確保できなかった場合、東海汽船のフェリーの裏技があります。インターネットの予約にはない「席なし」というものが選択できます。これはどういうことかと言うと文字通り、2等座席すら使用しない方法です。席なしで眠れるスペースは、甲板デッキ(屋外)もしくは廊下や踊り場などのオープンスペースです。
甲板デッキは当然屋外のため海風をもろにうけますが、夏場などの暑い時期ですと結構外で寝ている人を見かけます。ただし海風が強いので風によって毛布がめくられたり、天気の急変で急に雨に降られて慌てて場所を非難するという経験を私は何度かしました。
船内の廊下や自販機などのスペースはそういった心配はありません。他の乗客が持ち込んだ釣具屋大型の荷物や自転車置き場のスペースの横が空いているので、そこで毛布や寝袋を広げて寝ている人を見かけます。ただしそこのスペースは人が通ったりすることや消灯時間になっても電気がついていたり、他の乗船客の宴会が続いている、、こともあるかもしれません。
席なしでフェリーを利用する人は、快眠グッズや寝袋などが必要になってくると思います。自分の体力と普段の寝る環境へのこだわりを考慮して席を選んでください。いずれにせよ、乗船の予定が決まったら東海汽船での予約は早めに行うことをお勧めします。
東海汽船のチケットをお得に取る裏技
東海汽船は比較的値段も安いですがそれをお得に取る方法があります。それはインターネットから予約することです。インターネットから予約するだけでなんと20%の割引になります。電話で予約する手間も省けて割引になるので一石二鳥です。
さらにお得に乗る方法として東海汽船の株主優待チケットの利用があります。東海汽船の優待チケットを提示すると利用値段の35%の割引が受けられます。これの利用方法は事前にインターネットで券を予約しておいて、当日フェリー乗り場でチケットを発券してもらう際の窓口で株主優待券を見せればその場で差分を現金で払い戻してくれます。
東海汽船の株主になれないです、、という人は金券ショップやネットオークションにこの東海汽船の株主優待チケットが売られていることもありますので是非そこを一度見てみてください。値段は時期によりますが相場として1枚800円から売られているのが多かったように思います。
コメント