今回は、ベトナムでの海外赴任経験から ベトナム海外赴任 にあたり日本から持参するとよいものをまとめてみました。
これらのリストは、パスポートやビザなど入国する上で必須のものではなくて、生活する上でなくても過ごせるけどあると便利、もしくはベトナムでなかなか手に入りにくいものをリストアップしました。
ベトナム海外赴任 日本から持っていくべき物
SIMフリースマートフォン
仕事での赴任であれば会社支給の携帯電話が用意されているかもしれませんが自分で SIM フリーのスマホを用意して持って行った方がおすすめです。なぜなら会社で用意されている携帯が昔のガラケーレベルの古い機種であったり、また画面が小さかったり操作性が悪くて快適でない場合があります。
一方 SIM フリーのスマホを用意しておれば、現地で SIM を購入して現地のネットワークを使ってインターネットに接続できたり、また会社の支給の携帯電話から SIM のみを抜き出して自分の SIM フリースマホに使うこともできます。
このような運用をしたい人は Dual SIM 対応のスマートフォンを用意する必要などございますが、詳しい機種の選び方などは一度ご自身で調べてみてください。
文房具
これは、どこの国に行く場合にも当てはまるかもしれませんが、日本の文房具は本当に使いやすいです。特にボールペンは書き味の違いがはっきりと出ます。
例えは悪いですが、ベトナム製は「100円ショップでの100本売り事務用ボールペン」の書き味です。
日本では浸透している「フリクションボールペン」も海外ではあまり普及していないので、日本から替え芯も含めて持っていくと便利です。
また、余分に持って行った文房具は現地従業員にプレゼントしても喜ばれます。
マスク
ベトナムの街並みは、バイクで埋め尽くされております。また、場所によっては道路の整備が完全でなく土埃が舞うところも多々残っております。
そんなときにあると便利なのは「マスク」です。
「よく日本人が海外でマスクをしていると、重病人のように扱われる」と聞いたことがありますが、ベトナムではその心配はありません。
なぜなら彼ら・彼女らもマスクを着用しているからです。しかも、ファッション感覚でおしゃれなマスクが街中でも売られております。
ある程度すれば慣れてしまいますが、鼻炎持ちの人は日本製のマスクがあると安心でしょう。
私は現地での体力維持とストレス発散のためにランニングをしたのですが、その際も地面はまだ未舗装の場所が多くあったのでマスクがあった方が快適です。
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ベトナム指差し会話帳
どこの国でも共通しますが、その国の言葉を話せるだけで現地の方との距離間はグッと近づきます。また、街中のベトナム人は皆が皆、英語堪能というわけではありませんので簡単なベトナム語は押さえておく必要があります。
そこで便利なのが、この「指さし会話帳シリーズ」です。
この会話帳はイラスト付きで日本語とベトナム語の両方が併記されているので、ページを見せて指で指すだけで簡単な意思の疎通が図れます。
また、観光客向けサービス業のベトナム人も日本語に興味関心が深いのでグイグイ質問してきます。
良く行くお店の店員さんや、タクシーの運転手との意思疎通を図る際に取り出すと盛り上がること間違いなしです。
観光を行う際にも非常に役に立ちましたので、観光パートを考えている人はぜひ準備して行ってください!
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冬用防寒着、夏用肌着
ベトナムは一年中暖かいイメージがありますが、ちゃんと冬もあります。地方によりますが、冬もそれなりに冷えるので外に出かける際には上着が必要です。
しかし、ベトナムの防寒着は綿がずっしりと入っているダウンのようなものが多く、それでいてあまり暖かくないです。
やはり、機能性防寒着は日本製の方が着心地よく着れます。ユニクロのウルトラライトダウンなどの軽くて暖かい防寒着があると便利です。
夏は逆に、滝のような汗が出る猛暑ですので肌着が必要になります。
この肌着も日本の機能性肌着、「吸水速乾」とか「除菌・無臭」といったタイプのものをまとめた数買って持っていくと安心です。
速乾性タオル
上で紹介したように、夏は大量の汗をかきます。
外で作業をしようものなら、午前と午後でシャツが一枚ずつ必要になるくらいです。そんなときに、軽く水浴びができたら、また体を濡れタオルでふくことができたら、という思いに駆られます。
そんなときは、速乾性のタオルが役に立ちます。
お勧めなのは、スイミング用のタオルで水の吸いもいいし、絞ればすぐに乾くので非常に使い勝手がいいです。
除湿機・乾燥剤
ベトナムの夏は6~10月ごろまで続くのですが、非常に湿度の高いムシムシとした暑さが特徴です。
また、赴任先の住居の環境によりますが、その時期は湿気が非常に貯まりやすいです。
赴任で多忙な日々を送り、冬物の衣類や正装用のスーツをクローゼットにそのまま閉まっておくとどうなるか。
そう、かびが生えます!
単身赴任で、日中の換気や掃除・洗濯等の面倒を見てくれる方がいない場合、除湿機・乾燥剤を持っていくことをお勧めします。
またカビが生えた際には、アルコール類でシュッと吹いて風通しの良いところで干すとカビも取れますのでそういった対策グッズもおすすめです。
香り(ファブリーズ)
上述した、高湿度と関連するのですが、枕カバーやシーツ、部屋のカーテンなどから湿っぽい生乾きのようなにおいがすることがあります。(私の部屋がそうでした)。
日中に扉という扉を前回にして、太陽の光にあてたくてもセキュリティーの観点から十分にできないときがあります。
そんなときは、匂いの上書きです!
といっても、単純に匂いをばらまくのでなくて、除菌もしつつ清潔感のある匂いを出してくれるということでファブリーズを活用しました。
また、本来の用途とは違いますが、蚊取り線香の匂いも日本の田舎を思い出させてくれてとても心休まる香りでした。
自分がリラックスできる香りがあれば、それを持っていくことで心身の健康維持につながるかと思います。
爪切り、シェーバー、鼻毛そり
ここでも、日本品質の違いが出てきます。これらのエチケット類は日本製の方がきれいに整えられます。ベトナムでは大気中のチリのせいかやたら鼻毛が伸びるのが早かった気がします。
爪やムダ毛など、伸びてきたら結構日常生活で気になる部分です。特に鼻毛カッターは現地でも手に入りづらいものなので事前に購入しておくことをお勧めします。
日本製の使い慣れたものを持って行って日常のストレスをゼロにしましょう。
番外編:ベトナム海外赴任 日本から持っていかなくても良かった物
蚊よけ用の蚊帳
私が赴任した時は蚊由来のジカ熱が流行っていたため蚊の対策を行うために蚊よけ用の蚊帳を持って行きました。 しかし私が持って行った蚊帳は自立式で泣く自分の宿泊していた部屋に設置することができませんでした。また実際には衛生面が非常に気を使われていたので蚊に刺されたということもありませんでした。
この蚊帳と同様の目的で蚊取り線香も持って行きましたが、実際には蚊よけには使わずに上で少し紹介しましたが日本の香りを思い出すためにたまに炊いておりました笑
最後に
ここまで、 ベトナム海外赴任 にあたり日本から持参するとよいものをまとめてみました。それぞれ必需品とまで言えなくても、これがあるのと無いのとでは日常生活のストレスが大きく異なる品々ばかりです。
ただでさえ赴任という、大きな環境の変化やストレスがかかる機会なので、日常生活のちょっとしたところでストレスなく過ごせるように、日本から持っていく品を考えてはいかがでしょうか。
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