今回は「27th チャレンジ 富士五湖ウルトラマラソン 」のコースと特徴について紹介していきます。これを読んで興味を持たれた方はウルトラマラソンに貴方も是非チャレンジしてみてください!
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富士五湖ウルトラマラソン 大会の特徴
大会の特徴は何といっても、富士山と桜を見ながら走れるコース設定です。
大会は4月の第3週の日曜日に開催され、2017年は4月21日、2018年は4月22日に開催されることが決定されております。
この時期は、丁度桜の見ごろの時期と重なるために天気に恵まれれば、日本の誇る「富士山」と「桜」の両方を楽しむことができます。
第27回富士五湖ウルトラマラソン コース紹介
今大会は118km, 100kmと71kmの三部が設定されており、それぞれコースと名称が異なります。また本大会の特徴として、「高低差の少ないコース」と「制限時間の厳しさ」があります。
コース紹介
富士五湖を周回するコースは以下のようになっています。
[大会要項より]
- FUJI 5 LAKES -118km
- FUJI 4 LAKES -100km
- FUJI 3 LAKES -71km
富士五湖とは、「河口湖・山中湖・西湖・精進湖・本栖湖」の5湖を指します。これらの5湖全てを走れるのは、FUJI 5 LAKES -118kmの部のみです。
高低差の少ないコース
本大会のコースは富士五湖の周囲を走るために、アップダウンの落差が少ないです。そのため平坦で足への負荷が大きく変わるということは殆どありません。
急激な登りは、ゴール直前の10km手前から始まる箇所のみです。ここでは、多くのランナーが足を止めて歩いている姿を見かけます。ただ、この急登も高低差としては200mなので、他のウルトラマラソンの山越え・峠越えに比べたら楽な方です。
制限時間が厳しい
[大会要項より]
こちらは118kmの部の関門です。全距離118kmの制限時間として「15時間」が設定されております。この制限時間をどう考えるかですが、通常のウルトラマラソン100kmの場合は、制限時間「14時間」が設定されている場合が多いです。つまり、富士五湖ウルトラマラソン-118kmの部は、通常の100kmの大会より18km余分に走るのに制限時間は1時間しか余裕が無いのです。
普段の練習やハーフマラソンの大会等では、20kmは約1時間30分~2時間ほどで完走するランナーが多いでしょう。しかし、118kmの部は、100kmを走ってきてからの18kmです。
普段はキロ5~6分のペースで走れても後半には疲れのためにキロ7~8分のペースに落ちることもあります。また、本コースは一番最後に急登があります。118kmの部の完走を目指すには、「キロ7分」で走れることが一つの条件です。
これを達成するためには、スタート直後から早いペースで入ることをお勧めします。スタート直後には高い密集度やトイレ・エイド前での混雑があるために実際の走るペースよりも遅くなってしまうためです。
湖周回のコースの特徴
富士五湖の名の通り、湖を周回するコースが本大会の特徴です。湖周回のコースなりの特徴・注意点があります。
- 湖の反射が眩しい
- 日光を遮るものが少ない
- 周回コースは変化に乏しい
湖の反射
日光の向きに依るのですが、日光の光が絶えず湖によって反射されることがあります。走る上では大した影響は無いように思われますが、実際には目からの強い光はランナーの疲労感を生みます。
また湖面からの反射なので、帽子やサンバイザーでは防ぐことは難しいのです。そのようなストレスを感じないために、サングラスの着用をお勧めします。
直射日光対策
湖の周囲は比較的開けており、日陰となる場所が少ない所を走ることもあります。直射日光による体力の低下を起こさないために、帽子やサングラス、日焼け止めなどの基本的な直射日光対策を行いましょう。
変化に乏しい周回コース
最初は目前に広がる壮大な湖の景色に目を見張るでしょう。しかし、湖が巨大すぎてそのうち走っても走っても進んでいないような錯覚に襲われます。また、湖面が広がるのみでその他に目印となるものが少ないことも要因の一つです。
特に、レースも30km, 40kmを過ぎるとスタートから4時間経過した8時台なので人によっては眠気に襲われるながら走らないように注意が必要です。
対策として、音楽を聴くことやGPSウォッチなどをして自分の走行距離を定量的に測定し続けることが重要です。
2箇所(56.4, 75.0km)で荷物のピックアップ
本大会では、56.4, 75.0kmの2箇所で荷物のピックアップが可能です。荷物預けのためには、レーススタート前にそれぞれ対応する袋に荷物をいれて預ける必要があります。
- 青色の袋 :足和田出張所(56.4 km)
- 赤色の袋 :本栖湖駐車場(75 km)
袋の色とピックアップ箇所が対応しているので間違えないように準備してください。
様々な表情を見せる富士山
レースは未明に始まり、日が暮れる頃に終わります。レースの15時間の間、参加者は様々な富士山や富士五湖の表情を見ることが出来ます。朝日にオレンジ色に輝く湖面、日が昇り青々とした輝きを見せる湖面、コースのあらゆる所で富士山を見ることが出来ます。中には咲き誇る桜と富士山が一度に見れる箇所もあります。
これらの絶景は辛く永い道のりを走る貴方に走るエネルギーを与えてくれるでしょう。そして、ゴールでは日暮れとともに暮れ行く壮大な富士山が貴方を迎えてくれます。
完走メダルの紹介
暮れ行く富士山と、金色に輝く富士山と鶴。美しい瞬間でした。今までコースから見た様々な富士山が思い出され、このメダルに輝く黄金富士もまた美しい眺めです。個人的には、今まで貰ったメダルの中で一番美しいメダルでした。
このメダルを得るまでは長い道のりだったので感動もひとしおです。
絶景コースや感動のゴールの瞬間を「一生もの」の想い出に
マラソン大会やトライアスロン大会のレースは過酷ですが、そのコースには壮大な景色があったり沿道の歓声を浴びながらゴールした感動の瞬間など、記録として残したい場面はたくさんあります。
しかしレースでは、「スマホのカメラではブレブレで上手にとれなかった」とか「そもそもレース中にカメラを持っていなかった」と思い出を映像として残せないことが多いです。
そして、GoProなどのアクションカメラの購入を検討するも「高いし日常的に使う訳じゃないからもったいない」とか「万が一大会ですぐに壊れたりなくしたら大損だ」と考えて結局購入する決断がつかないというのはあるあるですよね。
私もそんな悩みをもつ一人でしたが、この必要なときに必要なものを「モノカリ」でレンタルするようにして悩みは解決されました。
実際にマラソン大会の様子を撮影して編集したのがこちらです。
こうして記録として残すと走ったコースの景色やゴールの感動までしっかりと残すことができます。
これはGoProで撮影しましたが、「モノカリ」でレンタルできる機種や費用はコチラからご確認ください。
カメラは高い買い物ですし、実際に使用してみないとわからないことも多くあります。まずはレンタルで試してそのカメラの特徴や自分のニーズにあっているか確認してから購入する、というのがお勧めです。
次回に向けて
本大会の118kmは果てしなく長い道のりですが、コース自身は走りやすく湖周回コースの対策をしっかりしていれば誰にでも完走のチャンスはあると思います。ただ制限時間は短めなので、序盤から関門を意識した走りをすることが重要かと思います。
都内からアクセスも比較的便利な大会なので来年、日本の誇る伝統的な景色をこの機会に見てみませんか?
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