5つの プログラミング教室の無料体験会 に参加してわかったこと

プログラミング / データサイエンス

人工知能・プログラミングの注目度があがり、独学でプログラミングを学びたいと思い色々な教材を試してきました。そんな中で、 プログラミング教室の無料体験会 に参加してみました。参加することで、自分は何を学びたいのか、学んだ先でどのようなキャリアを積みたいのか整理することができました。また、参加者の動機を聞く中で見えてきたものがあるのでここで紹介したいと思います。

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プログラミング教室の形式

プログラミング教室には、大きく分けてオンライン型とスクール型の二つがあります。

オンライン型:オンライン教材を用いて各自のペースで進行
スクール型:講義形式で定められたスケジュールに沿って進行

オンライン型と一言でいっても、実際に教室に通って他の受講生と一緒に進めるコースもありその場で講師に質問することができるという教室もありますが、あくまで自分のペースで進めているということには変わりません。

では、それぞれの教室のタイプとどのような人にお勧めできるかを紹介していきます。

オンライン型教室

オンライン型は、各スクールが用意したオンライン教材を用いて自習室、または自宅など自分の都合のつく場所で、自分のペースで学習を進めます
わからない部分は、スクールに通っている場合はその場で質問し、それ以外の場合は、Skypeなどのチャット機能を用いて質問します。

各単元の最後には演習問題があり、提出したコーディングに対して添削やコメントを受ける機会がありますので、自分の理解度を試す場があります。

オンライン教材は講座申込完了後から公開されるものもあり、即学習を始めることができます。

オンライン型教室選びの際の注意点

終了後の教材の閲覧可否

スクールを選ぶ際には、オンライン教材をスクール退会後も使用することができるか、もしくは個人の PCにダウンロードできるかということを確認しておきましょう。

なぜなら2・3ヶ月でカリキュラムが終了するようにコースが作られておりますが、そのコースが終了した後も自分で復習や自己研鑽のためにテキストを見れるのと見れないのとでは大きな違いになります。

コースの数か月間で基本的な流れを把握することはできても、実際に自分の技術として身になるには何度も繰り返しの反復が必要となります。

オンライン教材はコピペが可能

オンライン教材のために自分のペースで 学習できますがあくまでそのカリキュラムを読み進めて、演習問題のパートは一部分自分でコーディングをしてということの繰り返しなので浅く広く学ぶには適しています。ただ、演習部分はテキストに書いてある箇所をコピーして貼り付けて、一部コードを追記したり修正することで解けてしまうので、どうしても自分の頭で悩むというよりかはコピー&ペーストの作業になりがちでした。

講師の雑談・ノウハウに飢える

良くも悪くもこのオンライン式のものは教材として充実しているので、一通り読み進めて例題を解けば一通りの作業ができる気になれます。

その点は非常に良いのですが、教材以上の情報、例えば講師が語るノウハウや現場での経験談やちょっとした補足説明蛇足の説明などは聞く機会が少ないので、そう現場の情報に面白みや価値を見出す人にとっては少々味気ないカリキュラムです。

スクール型教室

スクール型のプログラミング教室は、カリキュラムが決まっており指定の曜日・時間に参加して、講師の講義を受けて学びます。このスクール型の授業の特徴としては 実際にその教室で 同じ志を持つ生徒たちと机を並べて学習し、講師も目の前にいるので講師の解説を聞いて 練習は自分のパソコンで実際に手を動かすということを行います。

スクールにもよりますがだいたい一クラスあたりの生徒数は10人から20人ほどが多いです。

スクール型教室はさらにフルタイム型とパートタイム型の二つに分けられます。

フルタイム型

フルタイム型は、平日の午前から午後までを週5~6日間やるコースで、休職した社会人や会社からの業務の一環として参加している人がメインです。

参加者の中には、新規にAI・データサイエンス関係の部門を立ち上げるために会社から2ヶ月間派遣されて参加しましたという人もいます。

もしも今あなたが、既に働いていて個人的な勉強のために通うのであれば、数カ月間休業しない限りフルタイム型に参加するというのは時間的に非常に厳しいです。そのような方は後ほど紹介するパートタイム型への参加がメインになると思います。

パートタイム型

パートタイム型は平日に仕事をしている社会人でも通えるようにカリキュラムが組まれたコースで、平日の 夜7時以降や週末の土日の昼の時間に 3時間ほどのスクールが開講されています。

時間以外のカリキュラムや内容は基本的にはコアタイム型と差がない教室がほとんどです。

スクール型教室選びの際の注意点

入校までに数か月待ちも

そのスクールが他には受講人数制限があるため、参加したいと思ったその時から参加できないことがあります。また、直近の開講も既に定員がいっぱいだった場合は次の開催月まで待たないといけません

スクールの規模によりますが、募集間隔は2ヶ月に一回から長くて半年に一度募集という所があります。気になったスクールと、自分の通いたい時期とのスケジューリングに注意しましょう。

また、受講生の本当に望む内容が受けられるかマッチングを確認することを目的として、無料体験講座や面接を受けないと入校できないというスクールもあります。

入校のための面接・実力テストあり

スクール型の特徴の一つに、誰でも入校できるわけではないということに注意が必要です。

基礎的なプログラミング能力を測る入試や、プログラミングを習って何ができるようになりたいかなどの目的を事前に確認する面談制度があります。

実際に教室で勉強するときには、マンツーマンは難しく、また自分のペースでなくカリキュラム通りに進むためにある程度の基礎学力がないと講義についていけなくなってしまうため、入試で基礎学力の確認が行われます。途中のドロップアウトを防ぐためにも、クラスで最低水準を満たしていないと参加することができないと言う決まりがつくられたのだと思います。

事前面談では、教室に通う目的、やりたいことや将来のキャリアについても話します。そうして、希望者とそのスクールの趣旨が合致しているかということを確認します。

スクールによってはこの面談を無料で何度でも行ってくれるので、ミスマッチを防ぎたいという人は積極的に利用していきましょう。

スクールの講義は長期間に及びますし、授業料も50万円から60万円と高額な為、入校の段階でしっかりと自分のやりたいこと・目指したいこととそのスクールを終了することで得られるスキルが一致していることを確認してから申し込むようにしましょう。

体験会の参加層・参加動機

体験会の参加層

体験会への参加層は20代後半から30代の人が多かったです。参加者の ほとんどは 社会人ですが、1~2割ほど学生の参加者もいました。

体験会の参加動機

体験会への参加理由としては、職場でAIの導入の流れがあり自分も学びはじめようという人、またはもともとプログラミング関係の仕事をしていてその知識を活かして 自分好みのサービスを作りたいという人がいました。また最近増えていると聞くのが副業をするためのスキルの獲得が目的という人です。

最後に

プログラミング教室の無料体験会 に参加してみました。参加することで、自分は何を学びたいのか、学んだ先でどのようなキャリアを積みたいのか整理することができました。また、参加者の動機を聞く中で見えてきたものがあるのでここで紹介してきました。また、体験会参加による特典として割引や電子書籍・資料のプレゼントがあるので、興味がある人は参加してみてはいかがでしょうか。

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