2023年、「異次元の少子化対策」などの言葉を聞いたり、男性の育児参加を促すために「育児・介護休業法」が改正されるなど男性の育児参加が世の中から大きく注目されました。
そんな中、幸運にも私は約1年間の育児休業を取得でき、また「男性育休」に対して世の中が注目していたので自分なりに育休中に考え、感じたことを記録に残しておきたいなと思いました。
ただ漫然と育休を過ごすのもためにならないと考え、育休前の段階で自分に「育休中の自分に聞きたい12の質問」を考えて、それについて「初めの2ヶ月〜半年〜復帰まで1ヶ月で考えがどう変わるか」を定期的に振り返ってみました。
本記事を読む際も「こういう考えや経験もあるのだな」という気持ちで読んでもらえればと思います。
- はじめに我が家の環境 : パパが専業主夫、ママが職場復帰
- 育休中の自分への質問
- 子供と二人きり、大人と話さなかったり社会から離れた時に自分はどう感じるか
- ◆仕事から長期間離れてどう思うか?
- ◆育休中に自分のビジネスまたはその他のスキルを上げるような取り組みを行うことができるか?
- ◆育休中にどのようにして自分のための時間を確保できるか?
- ◆育休中の経験や自分の思いを周りの人に話したか?
- ◆育休中に積極的に職場と雑談の時間を作ったか。 職場の みんなの近況を聞いたりしたか、逆に連絡したくなかったか。
- ◆育休中に今までの仕事の経験の棚卸しができたか? それとも日々の育児でいっぱいいっぱいだったり、 育児休職中に始めた新しいことを学ぶことでいっぱいいっぱいだったか?
- ◆育休中に今までの友人たちとの付き合い方に変化があったか? 例えば 休日のランニングや飲み会などへの参加、 疎遠になってしまったり、 逆に久しぶりに連絡して再び 交友を取り戻した人はいたか
- ◆育休中のお出かけ ぶっちゃけどれくらいできた?
- ◆2人で育児をしていた時と、妻が復職して一人で育児を見ていた時で役割分担はどういう風に変えた?
- ◆育休に入ってから使い始めた または会って便利だと感じた家電は? 逆にいらなかった家電は?
- ◆男性で1年間 育休を取得すると言った時の 周りの反応は?
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はじめに我が家の環境 : パパが専業主夫、ママが職場復帰
なぜ一年間の育児休暇を希望したのかと言うと、我が家は私が育児休暇を取得しなければならないという状況にありました。 妻は出産前に転職を行い、「勤続一年未満の人には育児休業が与えられない」状況でした。
また1年取得した理由については、純粋に自分が1年間長期で育児に携わりたかったことと、仕事から離れてみて自分がどう感じるかに興味があったからです。
妊娠出産は十月十日と言われますが、もし私が1年間の育休を取得できれば10ヶ月間は私が主に子供の面倒を見る育児に専念できるため妻の妊娠出産の10か月と私の育児休暇の10ヶ月で平等になると考えたのも理由の一つでした。育休を取得する前に感じたことはこちらの記事でも紹介しております。
育休の形は夫婦によって人それぞれで、「同時期に夫婦揃って取得する」「夫婦で取得時期をずらして取得する」「妻だけ・夫だけ取得する」と様々ある中でどの形態が理想的であるとかは語りませんが、は「夫側が平日はメインに育児を担当し、妻は仕事後に育児に参加してくれる」という形態でした。
妻は仕事復帰したといっても「時短勤務」や「週休4日勤務」など労働時間を職場と相談して柔軟に決めてくれたので、平日5日間ぶっ続けで育児という期間も育休の後半には少なくできたので非常にありがたかったです。
もう一つ重要になるのは、両親・義両親にどれだけサポートを頼れるかという点についてですが、私の場合は両親・義両親ともに家から約1時間ほどの距離に住んでいたために比較的頼りやすかったという環境でした。また自分の両親はすでに仕事を定年退職していたために平日にも頼ることができたのがありがたかったです。
– パパが育休をとり平日の家事・育児を主担当
– ママは産後休暇の後、産後3ヶ月で職場復帰。時短勤務や週休4日の期間を設けてサポートしてくれた
– 両親・義両親ともに1時間の範囲内にすみ、両親からは平日もサポートを得られた
育休中の自分への質問
以下が育休中の自分への12個の質問です。これらの質問は「育休取得は確定しているけど、まだ育休に入る前の段階」に考えた物です。なので今見返してみると「育児の認識が甘いなぁ」と思える質問もちらほらありますが、それも実際に育休を通してわかったことなので大目に見てください笑
子供と二人きり、大人と話さなかったり社会から離れた時に自分はどう感じるか
- 思ったよりも平気だった、自分の一人のペースで進められてむしろ快適
- やっぱり人との繋がりが大事だった、仕事を通じて社会に貢献している感じが好きと再認識
- 家族や友人など必要最低限の既知の人と連絡が取れたら大丈夫だった
- SNS などで共通のコミュニティの人たちとつながっていればいい
- 自分だけが取り残されるような孤独感を感じて焦る
やはり関心として高かったのは、社会人になってから7年間ずっと働いてきたのにいきなり育児にシフトすることについて、どう自分が感じるかなということでした。
約1年間という目で振り返ってみると、会社から離れたり友人と今までのように気軽に会える時間は少なくなってしまい最初は孤独感を感じつつも、どこか開放感を同時に感じてもいました。最初は子供や妻と過ごす時間は家の中が多かったので自宅を快適に過ごせるように試行錯誤し、妻の体調が戻ってきて子供も成長し出かけられるようになると行動範囲が増えて自分も晴れやかな気分になりました。
ただ、真夏や真冬などで外出がなかなかできない時には気分も落ち込んでしまいましたし、体調を崩してしまった時もありました。そんな時に妻や両親が支えとなってくれたことは大きかったです。
◆仕事から長期間離れてどう思うか?
- やっぱりスケジュールやストレスのない生活がいなと開放感を感じる
- 物足りなさを感じる、仕事終わりの達成感とかが恋しい
上記の質問と被る部分もありますが、本記事では育休取得により「 仕事から長期間離れてどう思うか? 」について、今までお仕事を必死に頑張ってきたパパさん達だからこそ漠然とした不安とある種の希望が入り混じった複雑な感情について、自分の気持ちを基に定点観測してみました。
育児という体力的にも精神的にも大変なことに集中するためにも仕事の負担部分を減らせたのは特に赤ちゃんの月齢の小さい時や寝不足な日々が続く日にはありがたかったです。
一方で育児中はなかなか自分の時間を作ることができずにそれがストレスに感じたりすることもありました。仕事であれ趣味であれ「何か一つのことに集中して取り組むことができる時間はとても貴重であり、精神安定の要である」ということに気づけたのはこの育休の大きな収穫だったかなと思います。
◆育休中に自分のビジネスまたはその他のスキルを上げるような取り組みを行うことができるか?
育休入る前にあげた選択肢
-
- できる(英語、プログラミングなど)
- できない :仕事のことを考えたくない、忙しくて身が入らないなど
- 自分の興味を持っている分野や趣味などビジネススキル以外なら時間を取れる
2023年、ある議員が首相との答弁で「育休中にリスキリングを」と発言したところ大炎上していましたが、世の中の男性の育休取得者でこのことを考えない人はいないと思います。かくいう自分も「仕事中にはできなかったことを育休中にやるぞ!」という気持ちがなかったとは言い切れません。そんな気持ちを持っているがために育休取得して最初の数ヶ月は、その気持ちと現実のギャップに苦しみました。
伝えたいこととして育休期間中は、子供の健康を最優先に考えながら自分自身の体調管理にも気を配る必要があります。リスキリングや個人的な時間を確保することは重要ですが、過度な期待をもったり、育児に関して勘違いをしたまま育休期間に入ると、計画が破綻した際に大きなストレスを感じることがあり得ます。
私はリスキリングや自己啓発に時間を割るつもりでいましたが、妻や子供の健康が優先となり、予定通りにはいかなかったこともありました。
育休期間中のリスキリングや自己啓発については、無理をしないことが大切です。子育てに専念することが求められる時期であり、自分自身の体調や心のケアも大切です。
このことを忘れずにバランスを取りながら、どうか皆さんも貴重な育休期間を充実させてください。
◆育休中にどのようにして自分のための時間を確保できるか?
育休入る前にあげた選択肢
-
- そもそも忙しすぎてそんな時間はない
- 朝の起床後、朝活
- 子供が昼寝している間の隙間時間
- 子供が夜寝た後の時間
- 日中子供が起きていても特に関係なく自分のやりたいことができた
- 休日妻が休みの時など子供を預けて自分の時間を取った
- 育児が楽しすぎて別に自分のための時間はいらなかった
育休中に自分の時間を確保する方法は、多様で個人のライフスタイルによって異なります。私も育休を取得した経験から、様々な選択肢を検討しました。最初は忙しさのあまり自分の時間を作る余裕がないと感じていましたが、育児に慣れてくると少しずつですが自分時間を確保できるようになりました。
朝の早い時間を活用する「朝活」や、子供が昼寝している間の隙間時間を有効に使う方法など、日常生活に合わせた時間の使い方が重要です。また、休日に妻が子供を預けることで自分の時間を作ったり、育児を楽しむことで自然と自分のための時間を見つけることもありました。
この記事では、私の体験をもとに、育休中に自分の時間を確保するためのアイデアや工夫をご紹介します。子育てと自分の時間を両立させるヒントを共有し、育休中のパパやママが充実した時間を過ごす一助となることを願っています。
◆育休中の経験や自分の思いを周りの人に話したか?
- 妻
- 両親
- 友人
- 職場の人たち
- SNS
- 日記に書くのみ
▼育休半年を経過して→1, 2, 5
私は実家の親が定年して 比較的時間に余裕があったため 平日は週に1回ほど親に会ったり来てもらったりしていました。 そうする中で、子育てをする中でこんなに大変なんだという風に思い自分をここまで育ててくれた親へ感謝の気持ちが芽生えた。また自分の親だけじゃなくても世の中の全てのパパママはこんな大変な思いを乗り越えてきたんだなあということがわかった。
SNS では Twitter のアカウントを作って子育ての日々の大変なことや 子供の成長を家庭の備忘録として投稿をしてきました。 思い出深いのは育児休業給付金の給付時期が3ヶ月待っても振り込まれないという不安に対しての投稿に対して100いいねを超えたり、初めての旅行 前の投稿にもたくさんのいいねをもらいました。
▼育休取得約1年たって思うこと (復職前1ヶ月)→1, 3, 6
育休半年を過ぎると、徐々に友人たちとの交流をする余裕が生まれてきて、というより 日々の育児で大変なストレスを解消するために 気分転換が必要な時期になってきました。そのため 友人と 休日に走りに行ったり、数えるほどでしたが バーベキューや飲み会に参加したりということができました。その中で育児 大変だった〜という話をすることが自分にとってのガス抜きにもなったし、 まだ 子供を持っていない友人たちには「子育て大変だから 奥さんをすごいサポートしてあげてね」とアピールすることができました。
子育てをしていると「睡眠不足」「 天候不順で外に出かけられない」「 しばらく運動していない」という状態で赤ちゃんの鳴き声を聞くと、 いつもよりも心身にダメージをしてしまうことがありました。
生後間もない時の鳴き方よりも だんだんと自分の意識を持って「これがやりたいのにできない」「 お腹空いた、 早くご飯にして」というように主張する 鳴き方の方が威力があるなと 私は感じました。
余裕がない状態が続くと 妻との 雰囲気も悪くしてしまい、 小さな喧嘩が増えてしまったな という風に思います。 お互いにストレスを溜め込みすぎないように 適度にガス抜きをするように、土日など 子供を交互に見てお互いに一人になれる時間を 作ったりもしますが やっぱり「睡眠不足」「 天候不順で外に出かけられない」「 しばらく運動していない」という状態が続くとストレス発散も難しいなという風に思います。
対策として家では「週に一度30分から1時間のランニングをする時間を作る」というようにしています。 ランニングすると脳が リフレッシュしますし、 ストレスに対して脳が強くなるという風に聞きますので取り入れるようにしています。
また 育休も終わりが近づいてくると 恋しくなってくるもので、「自分はこの約1年間の間に何ができたんだろうか」 という 振り返りをしたくなります。 こうした ブログ記事もその一環ですが 私は日々の出来事を日記に書くようにしています。 特におすすめしたいのがこちらの 5年日記や10年日記です。 これらの日記であれば1日に書く文字数も少なく すみますので忙しい日々でも比較的ストレスなく 継続することができます。
日記に書けなかったとしても まあ その日々は忙しかったんだなと思うことにして 気が向いた時に思い出してかけたら書くぐらいの気持ちで ボソボソと続けています。 さらにこの日記のいいことは1年後 また同じ日に去年の今頃はこんな風に思っていたんだとか 数年後に過去の自分の持っていたことを見返せるのでそれが楽しみにもなります。
◆育休中に積極的に職場と雑談の時間を作ったか。 職場の みんなの近況を聞いたりしたか、逆に連絡したくなかったか。
▼ 育休から1・2ヶ月、 半年、 復職前 1ヶ月に思うこと
自分は連絡を取りたくなかったし、会社のパソコンを開くことも必要最低限だった。
育休経過日と仕事用PCのチェック頻度
~ 1週間:「何か連絡あるかもしれないから毎日チェックしておこう」
~ 2週間:「急に連絡なくなって寂しい,, 2日に一回で」
~ 1ヶ月:「きっと連絡ないから1週間に1回でいいか」
今:「もう開くの面倒くさい・・」— マーク@11m初👶 1年育休取得🔰パパ (@mark_patanity) July 29, 2022
12度 会社の上司から自分のスマホに連絡があった時は、 給食 前の仕事に何か問題があったのかと思って すごく 心臓に悪かったし、 仕事のことを久しぶりに思い出したその日はとても頭が痛くなった の を覚えています。
復職前 1ヶ月は 職場から復帰時期のアンケートや復職面談の準備があったし、何より 慣らし保育 の間に自分も社会復帰のために少しずつ 鳴らさないとと思い日々 PC 作業を行った。平日は保育園の送迎後はPCを開いてメールをチェックし、必要であれば返信して少しずつ仕事をしていた時の感覚に戻して行きました。
◆育休中に今までの仕事の経験の棚卸しができたか? それとも日々の育児でいっぱいいっぱいだったり、 育児休職中に始めた新しいことを学ぶことでいっぱいいっぱいだったか?
▼育休取得して最初の1,2ヶ月
最初の1ヶ月は赤ちゃんの対応、退院後の妻の看病で余裕はなかった。
2ヶ月ほど経った日に、メルカリで仕事の本を出品する際に読み返したのがきっかけで、ふと職場の人がどんなタイプの人に分類できるかなということでノートにまとめてみた。
▼育休半年を経過してみて
育休開始すぐは結構 仕事のことが フラッシュバックすることが多かった。が、 育休 半年ほどすると日々の育児なんかで手一杯で復職後にどんなことができるかとかどんなスキルが必要かと考えることはあっても本格的に学びの時間を取ることは難しかった。
ただ自分の経験として休職中にも前の仕事の内容に関しての質問が来たので、自分が業務で使っていたファイルやノートなどは記録として大事に保管しておいた方がいいなという風に感じた。 そういった意味では緊急時に職場に出社しないで済むように仕事用のパソコンやノートなどは持って帰ってきておいた方がいいのかもしれないです。
まあ それらがあることで仕事の存在がちらついて疲れてしまうという人にとっては難しいのですが…
▼育休取得約1年たって思うこと (復職前1ヶ月)
慣らし保育が始まって 比較的 自分の時間が取れるようになったら、自分の社会復帰を円滑に行うためにも会社の PC を開いたり、 復職時の準備や 復職した際の仕事について考える余裕ができた。
◆育休中に今までの友人たちとの付き合い方に変化があったか? 例えば 休日のランニングや飲み会などへの参加、 疎遠になってしまったり、 逆に久しぶりに連絡して再び 交友を取り戻した人はいたか
▼育休半年を経過してみて
はじめの3ヶ月はそのような友人との交流はなかった。 赤ちゃんが4ヶ月を過ぎた辺りから徐々にそうした交流もできましたが 育休前と比べて特別の増減はなしでした。
▼育休取得約1年たって思うこと (復職前1ヶ月)
ランニングは 少人数 短距離で月に1回ほどの頻度で友人と走りに行きました。 まだまだ遠方の大会などには参加できなかったです。 そのためのトレーニング 時間の確保や、 退会後に帰ってきてからも 育児をするだけの体力を残しておかないときついなと考えてしまうとそういった 遠方の大会は腰が重かったです。 飲み会も23ヶ月に1回行けたかというぐらいでしたが ただ友人の結婚式には行かせてもらいました。
◆育休中のお出かけ ぶっちゃけどれくらいできた?
- 近場をぶらぶらするのみで飽きてしまう
- 今まで行ったことのないところにも積極的に行った
- 子供の都合より大人(自分)の 行きたいところに行った
- 子供連れ OK、 のような特別な施設を上手に探して出かけていた
- 電車を使って長距離の移動も問題なくできた、 例えば1泊2日くらいの旅行にもチャレンジした
▼育休取得して最初の1,2ヶ月 →1 (近場をいろいろ回る)
最初にお出かけしたのは、生後2ヶ月くらいの頃で、その時に職場の人に育休に入る挨拶に行きました。コロナの諸事情により育休に入る前に出社することができずに直接挨拶できなかったので、休みに入ってから1週間経った後に子供の顔見せと菓子折を渡しに出社。
産まれた直後はまだ赤ちゃんもふにゃふにゃでしたが、2ヶ月近くなる頃にはベビーカーを購入してお出かけの準備を整えて行きました。
職場へのご挨拶で初めて電車に乗るお出かけを経験した後、7月に少し遅めのお宮参りで鎌倉へ。はじめは1時間近くの電車移動でドキドキしたけれど何事もなく無事に追えられました、、というより移動中に寝ちゃったので撮影中もぐっすり寝ていました笑
その後はお出かけは、地域の赤ちゃん教室や子育て支援センターがどんな感じか知るために見て回りました。
平日だと男性のみの参加者は自分以外いなかったし、まだハイハイやおもちゃで遊ぶことができない赤ちゃんには早いかな〜と思い、この育休期間中そこまで利用しませんでした。
まだ育児にも慣れていなかったので、近くのファミレスを赤ちゃんと一緒に利用することだけでも初めてで新鮮だったし、1時間ほどで起きてぐずってしまうのであまり長時間のお出かけはできませんでした。
ちょうど7~8月にかけての暑い時期ということもあったので、いかに家で快適に過ごそうかということに重きを置いていました。
▼育休半年を経過してみて →5
育休取得して4ヶ月ほどたち、赤ちゃんも生後4,5ヶ月くらいすると赤ちゃんのリズムもできてきて、日中のお出かけも計画しやすくなりました。ちょうど季節的にも9, 10月となって夏の暑さが和らいできたのもお出かけする気分をあげてくれました。
この頃には実家の両親にヘルプをお願いできたので、電車で約1時間ほどかけて実家へ帰ったりということも週1ほどの頻度でできました。
土日に家族3人で買い物にちょっと遠出して出かけたり、平日は中華街に赤ちゃんと一緒に出かけて食べ歩きをしたりしました。
半年記念には長距離の旅行にも挑戦して「箱根へ一泊二日旅行」に行きました。疲れはしましたが、不可能ではなかったな、という感じでした。
ただ冬の時期になると外も寒いので長時間のお出かけは減って、近所をお散歩したりというように変化して行きました。ちょうどこのくらいの時期に離乳食が始まったのも影響していると思います。まだミルクだけの方が出先でも用意しやすいのですが、離乳食となると事前準備が大変になってしまうので少し外出が億劫になってしまいました。
▼育休取得約1年たって思うこと (復職前1ヶ月)
慣らし保育期間中、本当ならいろいろとお出かけしたかったけれども最初のうちは預けられるのは数時間だし、いつ保育園からの急なお迎え要請の電話があるかもしれないので自宅で待機していることが多かったです。
また、これは想定外だったのですが子供が「保育園の洗礼」を受けてしまって1ヶ月の間に二度も発熱してしまい、またその風邪が親にもうつって自分がダウンしてしまい、ということでほとんど出かけられませんでした。「慣らし保育」の認識が甘かったな、と反省です。
◆2人で育児をしていた時と、妻が復職して一人で育児を見ていた時で役割分担はどういう風に変えた?
- 分担制
- 互いにできる方がやる
▼育休取得して最初の1,2ヶ月、妻の職場復帰したての頃
この頃は、赤ちゃんの夜泣き対応も俺が頑張るから妻には寝て少しでも早く回復してもらうために、家事・育児とがんばりました。
ただ育休経過した9月ごろからちょっとずつ夫婦の喧嘩、というか俺が不機嫌になってしまうことも増えてきました。
その後
妻も仕事をしているので、日々の疲れ具合とかも変わるし、子供が夜よく寝てくれたかどうかでもその日の余裕度が大きく異なります。
今では、お互いがため込んで爆発しないように適宜家事・育児の分担を調整しています。
我々の夫婦に言えたことは、
「夫か妻かのどちらかしかできないような家事・育児を極力減らすこと」
「相手が行った家事・育児が自分の求める水準に達しなかったとしてもそれを責めないこと」
が重要な点だと思います。
◆育休に入ってから使い始めた または会って便利だと感じた家電は? 逆にいらなかった家電は?
結論:便利家電はあればあるだけ良かった
圧倒的に助かったのは「食洗機」でした。
我が家では0ヶ月の時から哺乳瓶の洗浄も食洗機を使って、最初の2~3ヶ月まではレンジで熱蒸気消毒を行い、それ以降は食洗機で洗った後自然乾燥でした。
世の中ではミルトンのつけ置きとか手洗い用のグッズもありますが、食洗機でも十分に洗える、という記事を見つけたことと、まずはパパ・ママの負担を減らして回復に務めることが先決だと考えて食洗機で時短しました。
その他便利だった物は、「ホットクック」でお昼寝やお風呂に入っている間に料理が作れることが大助かりでした。一応ホットクック でも離乳食が作れるのですが、食材の固さとかを確かめるには普通に鍋で茹でた方が早かったので、ホットクック はもっぱら大人の料理用に使っていました。
それと「ルンバ」です。
最初の頃は赤ちゃんをリビングの床のスペースで寝かしていたためにルンバで掃除できませんでしたが、赤ちゃんが4ヶ月くらいになり自分で動いたりできるようになった時期からぐずった時にルンバを動かすと泣き止むのであやす目的で稼働していました笑
家電とは少し違いますが、育休に入ってから導入したのは「Amazon Alexa」と「SwitchBot」で、今ある家電でスマートホーム化したり「プロジェクター」を導入して子供をあやしたり大人の寛ぎの時間に貢献してくれました。
◆男性で1年間 育休を取得すると言った時の 周りの反応は?
- そんなにとって大丈夫? もしくは 制度的に取れるの? (不安視、疑問視)
- これからの世の中は男性もそうあるべきだよね (肯定)
- そんなに休めるなんて羨ましいな~、良い会社だね (羨望)
- 大変だね 頑張ってねという 励まし
結論:男女・世代で大きく反応が異なりました。これはある程度予想していたのですがだいたい以下のような区分けになりました。
年配男性 →1
年配女性 →2
男性友人(同年代) → 3
女性友人(ママ) → 4
それぞれの年代や価値観で考え方が変わるので、それをどうこう言うつもりはないのですが、やっぱり言われて嬉しかったのは「大変だね、頑張ってね」と言う励ましの声でしたね。
なのでこれからは自分ももし周りで育休をとる男性がいたら励ましの声をかけてあげたいと思います。
あと、これは自分の反省談からですが、もしその育休をとる男性がすこ〜しばかり育休について甘い認識を持っていたら、「育休、そんなに甘くないよ」と言うことも言ってあげたいなと思います。
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