冬の間に走って走力をあげたり来シーズンのために体を作り上げたい!
冬の寒い季節は外に出るのが億劫になって走りに行くのも嫌になりますよね。
でもなかなか冬のランニングのモチベーションが上げられないというランナーの皆さんにオススメしたいのが「 銭湯ラン 」です。
この記事ではその銭湯ランの魅力を伝えるとともに満足いく銭湯ランを行うための計画準備・持ち物や注意点について紹介していきたいと思います。
銭湯ランって?銭湯ランの魅力は?
銭湯ランは字の通りランの目的地を銭湯、スーパー銭湯や健康ランドのなどの温泉入浴施設に設定するランニングです。
ランニングの目的地が銭湯ってどういうことと思う人がいるかもしれませんが、寒い冬には最高です。銭湯ランのいいところは主に以下の二つです。
- ラン後のお風呂
- ラン後の食事やビール
それぞれ見ていきたいと思います。
ランの汗をお風呂でさっぱり、疲労回復効果が期待
まず一つ目のランの後のお風呂は言わずもがなですが、長い距離を走って疲れた足に大浴場の広々とした湯でマッサージをしたり、のんびり過ごせるのは非常に贅沢な時間ですよね。
お風呂だけでなく水風呂もあれば風呂と水風呂の交代浴で疲れた足をさらに回復させることが期待できます。
お風呂上りに軽食、そしてビールを一緒に楽しめる
これは場所にもよるのですがスーパー銭湯にはお食事処が併設されております。お風呂上がりに食べる唐揚げとビールは頑張った自分へのご褒美です、最高に美味しいです。
銭湯ランを計画 まずは家の周りの銭湯から
さて銭湯ランに興味が沸いたところでコースを調べてみましょう。まずはゴールとする銭湯を調べます。グーグルマップで銭湯やスーパー銭湯、温泉、健康ランドと調べてみてください。そうすると家の周囲の該当施設が表示されますね。
その中から自分が走れる、もしくは走りたい距離にある銭湯をゴールとして設定します。
仮に自分の家から自分の周囲で見つからない場合は電車で移動してその場所から銭湯を目指すというランニングコースの設定もありだと思います。
気持ちよく銭湯ランを走るために気をつけたいのは「帰り道をどうするか」についてです。
行きはランで行くため多少駅から離れていてもいいのですが、帰る際にはお風呂上がりで食事も食べビールを飲んだ後に最寄駅まで20分歩かないといけない、なんてことになったら一気に体も酔いも冷めてしまいますよね。
ですので銭湯から帰る際も「最寄駅まで歩いて帰ることができる」、もしくは「銭湯から最寄り駅まで送迎バスが出ている」など帰りの際の便も考慮して場所を選びましょう。
銭湯ランの持ち物
銭湯ランはいつもの通常のランニングと違って少しだけ必要なものが増えます。そこで今回は快適に銭湯ランを行うために必要な持ち物を紹介します。
必要だけど忘れがちなもの
着替え一式(特に下着や靴下)
お風呂に入ってすっきりと体も綺麗にしたところで、ランの後の汗をかいた下着や靴下しかなかったら、、それをまたはくと考えるとちょっと憂鬱ですよね。
着替えはランの最中の荷物となりますが快適な銭湯ランを楽しむためには必要です。特に下着や靴下は忘れてしまいやすいのでこれらの荷物をしっかり持っておくことが大事です。
タオル
温泉施設によってはタオルがついているものや有料で貸し出してくれるところなどあります。有料の貸し出しの場合でも100円から300円程度で借りることができるのですが節約できればできるに越したことはないですよね。
ただ普段使っているような大きいバスタオルをランの時の荷物として持って行くのは馬鹿らしいので、私がおすすめしたいのは以下のスイミング用のタオルを持っていくことです。
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このスイム用のタオルは乾いている状態ではカラカラの板のようになっておりますが、水を含むことで柔らかいタオルに戻ります。
このタオルの最大の特徴は「かさばらないこと」と「すぐに乾燥すること」なのでこの銭湯ランに最適です。
ビニール袋
走り終わって汗をかいたランニングウェアや使用したスイムタオルなど濡れたものをしまうのにビニール袋があると便利です。ランニングバックにそのまま突っ込むのもいいですがやっぱり綺麗なものと分けたいので私はビニール袋を持って行っております。
その他あるといいもの
100円硬貨
施設ではロッカーや下駄箱など100円をいれる式の場所が多い
圧縮袋
かさばる洋服を小さいランバックにしまうのに役立ちます。
小型のラン用の財布
銭湯ランをするのであれば、途中のラン休憩時以外にも入浴料、食事処の利用や風呂上がりの飲み物など思った以上にお金を使う機会があります。3000円から5000円をラン用の財布に用意して走りに行きましょう。
この財布ですが、普段使いしている財布とは別のものにした方が無難です。
何故ならランの最中に急な雨に降られたり、汗がバックにしみて財布が濡れてしまったり、購入したドリンクの水滴で財布が濡れたり、、と全てこれは私が実際に経験したことです。
こういった予期せぬ事態が起こり得るので雨や水に強い財布を選ぶといいですね。
ラン後の入浴の前にちょっと待った!注意したいこと
ラン後の楽しい入浴の前に気をつけないといけないことがあります。それは以下の二つです。
- 水分補給
- 糖分補給
水分補給 流した汗の分だけ事前にしっかり補給
はじめに水分補給は言わずもがなです。走って汗をかいて脱水状態の身体でさらにお風呂に入ったりサウナに入って汗を流すのは危険です。きちんと水分補給をしてから風呂に入りましょう。
施設によっては脱衣場やサウナの横に水分補給用の水飲み場が用意されていることが多いのでそちらを利用しましょう。
ただし普通の水を飲んでも汗によって失われたミネラルは補給できないので、理想としてはスポーツドリンクなどで流されたミネラル分なども補給してからお風呂に入るのがベストです。
糖分補給 血糖値をあげないとお風呂で低血糖に?
もう一つラン後のお風呂でやってはいけないことがあります。それは空腹状態でお風呂に入ることです。お風呂に入るとお腹が空いてきたり、空腹時に入って頭がクラクラしてきたというような経験を持つ人はいませんか。
これは空腹で血糖値が下がっている状態でさらに温泉に入り血流が良くなることで血圧が下がるために起こります。
そうすると低血糖状態になって更なる空腹感や気分が悪くなる危険性があります。
それを避けるためにもランの後でお風呂に入る前に軽い行動食を食べることをお勧めします。私がよく食べるのは羊羹やアンパン、満足バー系の行動食です。スポーツドリンクや甘いジュースでも血糖値は上がりますが、空腹感に悩まされないためには固形物をお腹に入れておくほうが好ましいです。
銭湯巡りランコースのムービーでモチベーションアップ
いつもの周回練習と違って新しい場所にいくようなラン練習では、新しい道・新しい場所を走るのが新鮮ですよね。
そんな練習の一道程もGoProなどのアクションカメラで撮影すると何だか特別なコースのように感じられます。
以下はマラソン大会の様子を撮影して編集したものですが、普段の練習でもこんな映像がとれます!
こうして記録として残すと走ったコースの景色や銭湯の感動までしっかりと残すことができます。
カメラは高い買い物ですし、実際に使用してみないとわからないことも多くあります。まずはレンタルで試してそのカメラの特徴や自分のニーズにあっているか確認してから購入する、というのがお勧めです。
これはGoProで撮影しましたが、「モノカリ」でレンタルできる機種や費用はコチラからご確認ください。
最後に 銭湯ラン でモチベーションアップ!
ここまで冬の練習のモチベーションを上げるのに銭湯ランを紹介してきました。銭湯ランを快適に楽しむために必要なコース選びから持ち物そしてラン後にお風呂に入る際の注意点を簡単に以下にまとめます。
- 銭湯を選ぶときは帰りのアクセスも意識して
- 銭湯に行くときの荷物は忘れずに
- お風呂に入る前には水分補給と糖分補給を
銭湯は調べてみると家の周りにも多くあるので程よい距離のランニングコースとして設定することができます。
ぜひこの銭湯ランを実施して、寒い冬にも負けずクオリティオブランを上げていきましょう。
銭湯ランの他にも様々なテーマ性をもったランニングを考えております。旅行先で走る「旅ラン」もその一つです。
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