資産の見える化 ウィークリーレポート <2021年7月31日週>

資産運用

人生100年時代を幸せに過ごすために、欠かせない要素の一つである「お金」について自分が日々どれだけ使って、どれだけ貯めることができたかを把握することは大事なことです。私は「お金」を増やし将来にそなえるための手段のひとつとして「 資産運用 」を積極的に行っていきたいので、資産の状況を可視化する「 資産の見える化 」は非常に重要です。 今回は私の資産の状況を記録するだけでなく、それを公開することで皆さんの気づきとなったり、読んでくださった方からのフィードバックがもらえる機会となるのではないかと期待して本記事を書いております。ぜひ皆さんとの良い交流ができればと思います。

資産の見える化

資産の内訳

資産運用の第一歩は、自分の資産と収支を把握することであり、そのために重要なことが「資産の見える化」です。 資産を「どれだけ」「どこに」「どのように」所持しているのかと、時間経過に伴う資産の増減を把握することは重要です。 この円グラフは「現金」、「株」などどのような形で資産を保有しているかを示しております。

また時系列的な資産の推移についても把握します。

私は全体の資産比率のうち、株式に40%と多くの資産を割いております。また「インヴァスト証券」のトライオートETF「マネースクウェア」のトラリピなどの自動売買系は15~20%で用いております。投資信託は「積立てNISA」やNISA口座以外での購入・積立てと企業型確定拠出年金(DC)にて運用しております。他にもCoin checkにて仮想通貨を運用しております。

全体的に私の運用は「ハイリスク」、つまり大きく収益を出す可能性があれば、その逆に大きく損失を出す可能性があるポートフォリオです。これは、まだ20代後半ということもあり、投資に回せる金額が多くなく少量の元手で資金を増やそうとしているため、ハイリスク商品と呼ばれている物も活用しております。

私の資産運用全般については、こちらの記事にもまとめております。

1週間の資産の推移


前の週と比べて今週は、合計金額は100万円ほどの減少でした。
こちらは現金が大きく下がったことが原因ですが、この100万円は別途貯蓄用口座に移行しました。資産運用用の口座と貯金用の口座は分けておりますため見かけ上金額が減少してしまいました。ETFは、マニュアルで売り注文を入れましたが、その後アメリカ景気好調によるTQQQの増加で含み損が出ております。FXは順調に推移しております。
投資信託が全体的に下がっており、今週は米国株系が値上がりしていたのにこれらが下がってしまったことの原因は不明です。
国内株式は買い増しなどしておりませんが、日経平均の下落に伴ってか前回からは減少でした。
仮想通貨は最近また値段が徐々に戻ってきております、また値が戻るまで引き続き待ちの状態です。

資産運用として、上の図らで示したように複数の運用先を使用しております。それぞれの運用状況についてもこの一週間でどのように変化したかを確認します。

トライオートETF (インヴァスト証券)

ETFとは「Exchange Traded Fund」の略称であり、取引所で取引される投資信託のことを指し、日本語では「上場投資信託」と呼ばれます。 このETFを自動売買する仕組みが「インヴァスト証券」のトライオートETFです。トライオートETFの自動売買は、「確定利益」を コツコツと積み重ねる取引を目指します。 インヴァスト証券の週間の値動きだけでなく直近数ヶ月の動きを把握します。インヴァスト証券では主に米国系のETFを購入しております。

ナスダック100トリプル TQQQ

ナスダック100指数の変動率の3倍の値動きをするレバレッジ型ETFです。ナスダックは、Google・Apple・FaceBook・Amazonなど、米国を代表するハイテク企業を含む、ナスダック100指数に連動した値動きをするETFです。


TQQQについては今週末付近で直近4ヶ月の最高値を更新しました。アメリカ企業の決算発表への期待から値が上がっているようです。今現在は「高値圏」を推移していると考えて、「ヘッジャー」の自動注文は全て止め、また保有していた建玉も全て決済しました。7/20ごろにDaily P/L (一日当たり損益)が大きく上昇しているのは、この健玉決済が原因です。決済後も引き続き値が上がっておりますが、下落して90円台に到達することがあればそのタイミングで買い戻しを入れようと考えております。

この決済以降は稼働していた自動注文も停止したため、益は出ていませんが、値が下がるタイミングを見計らって再び再稼働させたいなと考えております。

トライオートETFは、自動注文の設定の一つである「ヘッジャー」を中心に運用しておりますが、高値圏/底値圏を推移している場合にはマニュアルで注文を入れております。
注文はそれぞれ20口ずつで、以下のルールで注文します。

・高値圏で推移 →   売り注文 → 取引価格 -10 ~ -20で買い注文
・底値圏で推移 →   買い注文 →  取引価格 +10 ~ +20で売り注文
マニュアル(トレード)注文

今現在マニュアルで注文しているのは以下の設定です。

保有名 数量 (口) 購入価格 注文価格
ナスダック100トリプル 20 売:132.17 買:123.75
ナスダック100トリプル 20 売:127.64 買:117.64
ナスダック100トリプル 20 売:132.17 買:119.17
ナスダック100トリプル 20 売:135.00 買:未設定

テクノロジー株 XLK

Apple・Microsoft・Intelなど、世界を代表する米国のテクノロジーセクター企業に分散投資するETFです。

値動きとしては、IT関連銘柄の多いTQQQとほぼ同じ値動きをしているので、TQQQと同様の値動き予想ができます。

こちらも前決済以降稼働しておらず、値動きの幅もTQQQの方が大きく利益を出しやすいのでXLKは再稼働をするか悩んでいるところです。

トラリピ (マネースクウェア)

トラリピとはFXの自動売買の仕組みで、設定さえ組めば24時間・全自動で取引が実行されるので、忙しく時間のとれない人でも長く、日々の管理コストを抑えて運用することができます。

私は現在このトラリピで、「USD/JPY, EUR/JPY, AUD/JPY, AUD/NZD, NZD/JPY, CAD/JPY」の6通貨ペアを運用しております。このトラリピの運用方針としては、それぞれの通貨の過去10年間の値動きを分析し、「ハーフ&ハーフ」の設定(仕掛ける範囲(=レンジ)の上半分に売りのトラリピ、下半分に買いのトラリピを仕掛ける)で運用をしております。この設定をすることで、トラリピに必要な資金を抑えることができます。

トラリピのレンジ幅・利益値幅設定

以下に私のトラリピの設定を示します。

通貨ペア名 売買 レンジ幅 トラップ値幅 取引単位 利益値幅
USD/JPY 110.50 ~ 122.50 0.4 円 1000 0.5 円
  98.00 ~ 110.00 0.4 円 1000 0.5 円
EUR/JPY 120.80 ~ 149.60 0.8 円 1000 0.8 円
  90.80 ~ 119.60 0.8 円 1000 0.8 円
AUD/JPY 75.18 ~ 90.50 0.8 円 1000 0.9 円
  60.20 ~ 75.00 0.8 円 1000 0.9 円
AUD/NZD 1.158 ~ 1.294 0.8 円 1000 0.007 $
  1.008 ~ 1.144 0.8 円 1000 0.007 $
NZD/JPY 70.80 ~ 94.80 0.8 円 1000 0.8 円
  45.80 ~ 69.80 0.8 円 1000 0.8 円
CAD/JPY 95.80 ~ 119.80 0.4 円 1000 0.8 円
  70.80 ~ 94.80 0.4 円 1000 0.8 円

通貨ペアのレンジ幅

こちらに私が上記にて設定している各通貨ペアのレンジ幅と値動きのチャートを示します。ここで、各通貨がレンジ幅内にあることを確認します。

以下の図は直近5年間の各通貨ペアの値動きです。

仮想通貨

仮想通貨には元手として、220万円を投入しております。

最後に

今週もまだ共有できる内容やグラフが少ないですが徐々に増やしていきたいと思います。    

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