株の大暴落時は資産形成を始める大チャンス? ピンチをチャンスに変える資産運用術

本記事は、2020年2月から始まった「 コロナショック 」を経験して、資産運用方針を見直したい人、または今が好機ととらえて新たに投資を始めてみたい人に向けた内容です。

本記事の要点

・ 暴落時は株式を安く買えるチャンス・ 日頃から余裕資金を貯める準備をしておく

・ 暴落時の余裕資金追加ができないものに注意

コロナショック の暴落時にこそ余裕資金を投入

なぜ、暴落時に余裕資金を投入するのか、それは「底」から始めれば株価はあとは登り続けるからです。

そして「下がる」原因が明確であれば、その原因が解決されれば株価は再び上昇します。

資産家のウォーレンバフェットは、コロナショック時に現金として10兆円以上を保有しており、株価が暴落したタイミングで株式を安値で追加購入したというニュースを聞きました。

実際に私も、3月時点の安値時期に購入することで、現在は運用益が見込める状態です。

SBI証券 より

株の運用では、「安いときに買い、高いときに売る」のが基本です。

では、どのような株が「買い時」なのでしょうか。

「買い時」株の見極め方

この見極めの際に参照したいのは「過去10年」の暴落時の底値です。

過去10年の間には「リーマンショック」や「東日本大震災」といった大きな暴落イベントがありました。

過去に暴落した底値は、一種の抵抗線の役目を果たしその値付近になったら株価がその底値を超えないように再び上昇することが多々あります。これを株価の「反発」と言います。

今現在の株価が、過去の暴落時の底値と比較してどの位置にいるのか、を理解するのは選定のポイントです。

例えば、以下のA社の株とB社の株、2つの株価を見てみましょう。

どちらが底値に近いでしょうか。

A株

B株

株価でどの水準になったら買いかを判断するのに私は以下の簡単な計算式を使っています。

(現在値 – 底値)/(最高値 – 底値)

この値が、0.25以下、つまり底値から最高値までの25%の領域内に現在値がいる場合に購入するようにしています。

長く保有する人向けの方法

私の運用方針は長期保有が目的なので、今後保有し続けたタイミングで再び値が最高値に近づくタイミングを待ちます。

つまり、「安く買って、高く売る」「保有期間は配当金と株主優待を楽しむ」という運用スタイルです。

そう考えれば、今回のコロナショックのような暴落時は一つのチャンスなのです。

では、そのような暴落時に株式を購入できるような「余裕資金」をどこから調達するのか。

その鍵は日頃からの備えにあります。

余裕資金を日頃から作っておくことが重要

いわば大暴落の時こそ運用商品の買い時なのですが、これには落とし穴があります。

それは、今自分が保有している運用商品も値段が暴落しているためこの時期に売ってもまとまった金額にならないということです。

そんな暴落時のために運用できる余裕資金を確保するにはどうすればよいのでしょうか?それは日頃からコツコツと積み立てることです。

・普通預金 (定期預金)

・一般財形貯蓄

・番外編 確定拠出年金の元本保証型運用商品

普通預金 (定期預金)

暴落時などに迅速かつ自由に使えるお金と聞けば真っ先に思い浮かぶのが銀行口座に入れている普通預金です。

もちろん定期預金もありますが解約に時間がかかる分、自由度は普通預金と比べ劣ってしまいます。

しかしいつ起こるかわからない暴落時のために普通預金口座に多額の現金を入れておくのは投資の観点では機会損失です。

なぜなら一般の銀行の普通預金は金利が0.001~0.01%なので、例えば10万円を預けたとしても10円の利息しかつかないからです。

万が一の時のための余裕資金として自由に取り出せる、かつ預けている間も利息が少しでも多くつく銀行を探している方におすすめしたいのは楽天銀行です。

楽天銀行HP

「楽天銀行」は「 マネーブリッジ 」という条件を満たすと金利が「0.1%」と普通の銀行の100倍もの利率になります。

生活資金や非常用にいつでも使えるようにしておきたい資金を入れておくにはぴったりの口座なので興味がある人は以下の記事を参考にして是非開設してみてください。

一般財形貯蓄

あるお金は全て使ってしまって貯金が苦手だ、という人におすすめしたいのは給料から指定の額を貯金にまわす「財形貯蓄」がおすすめです。

財形貯蓄の最大のメリットは、給料天引きなので自分でアクションをとらなくても無理なく続けられて、気づいいたらいつの間にかお金が貯まっている!という点です。

余裕資金として財形貯蓄を選択するのなら「一般財形貯蓄」の利用となります。

財形貯蓄
・ 一般財形貯蓄:用途制限なし / 非課税枠なし ←こちら
・ 
財形住宅貯蓄:住宅購入・リフォーム資金 / 非課税枠あり
 財形年金貯蓄:60歳以降の年金受給資金 / 非課税枠あり

一般に、財形貯蓄の利率は一般の銀行預金と変わらない「0.010 ~ 0.015%」と銀行の預金金利と大差ありません。

財形貯蓄の目的は、金利で資産を増やすことでなく、天引きで確実に資産を確保し、残った資産の中で生活する習慣をつくることです。

私はこの一般財形貯蓄を3年間毎月5万円積立で利用して、約200万円の貯金を貯めることができました。

実際に、上でも述べたように金利は一般の銀行と変わらない利率なので増えたのは0.01%の約200円でした。

番外編 確定拠出年金の元本保証型運用商品

もし「 企業型確定拠出年金 」を運用している場合であれば、個人の余裕資金を追加投入できるような仕組みはなく、月々一定の額を企業からの拠出金が入ってくるのみです。

これでは大暴落時に運用商品を買い足すことができません。

そんな時に役に立つのが「元本確保型」の運用商品です。

この元本確保型の運用商品は投資に回されないため、世界経済がどのような状況になっても元本、つまりその価値は変わりません

私は元本確保型を残して積み立てており設定は以下の通りです。

元本確保型:30%

国内株式:35%

海外株式:35%

これで、月々の元本確保型の運用商品を貯めて、次回の安値の時期に運用商品を購入することができます。

確定拠出年金の運用設定について知りたい人はコチラの記事もごらんください。

暴落時の余裕資金追加ができないもの

つみたてNISA

つみたてNISAには、元本保証型の運用商品がないため暴落時に安く運用商品を追加購入することは難しいでしょう。なぜなら世界経済の暴落に追随して保有している運用商品も暴落してしまうからです。

2020年3月23日時点 マネーフォワードより

保有している運用商品はことごとく値段が下落して評価損益は-20 ~ -25%です。

評価額が下落している時点で売却してしまうと、全体としてマイナスになってしまい元も子もありません。

なので、このような場合には無理に資金化せずに景気が回復するのを待ちましょう。

最後に

本記事は、2020年2月から始まった「 コロナショック 」を経験して、資産運用方針を見直したい人、または今が好機ととらえて新たに投資を始めてみたい人に向けて書いてみた内容で実際に私も実践している内容です。

投資は始めるまでに「損をしたらどうしよう」や「やり方がわからない」ということでハードルが高く感じる人も多いでしょう。

しかし、投資は早くに始めた分だけ「時間」のメリットを活かせて、たとえ失敗しても後から挽回できるチャンスがあります。

今回紹介した、「安値株の見極め方」「日頃からの余裕資金の作り方」のみならず資産運用全般に興味がある方はコチラの記事もごらんください。

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